ホーム ライブラリー コラム プレゼント トレイラー ショップ 掲示板 会社概要
公開劇場一覧を別ブラウザで開きます。 前のページに戻ります
『クジラの島の少女』
Whale Rider
2002年/ニュージーランド/102分/カラー/
スコープ・サイズ
配給:日本ヘラルド映画
オフィシャルサイト:
http://www.herald-arthouse.com/

キャスト スタッフ データ
ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
ラウィリ・パラテーン
ヴィッキー・ホートン
クリフ・カーティス
グラント・ロア
マナ・タウマウヌ
ティロン・ホワイト
監督・脚本:
   ニキ・カーロ
製作:ティム・サンダーズ
   ジョン・バーネット
   フランク・ヒューブナー
原作:ウィティ・イヒマエラ
撮影監督:レオン・ナービ
編集:ディヴィッド・コウルソン
音楽:リサ・ジェラード
※2002年 トロント国際映画祭 観客賞受賞
※2003年 サンダンス国際映画祭ワールドシネマ部門 観客賞受賞
※2003年 ロッテルダム映画祭 Canal+観客賞受賞

イントロダクション
「世界中の映画祭で観客から絶賛された伝説をベースにした物語」
 ニュージーランドに住む先住民族“マオリ”。ハワイ人やタヒティ人と同じようにポリネシア語を話す彼らの祖先は、ポリネシア人共通の父祖の地であるハワイキからアオテアロアと呼ばれるこの地に渡ってきたと言い伝えられている。そんな“マオリ”の一部に伝わる自分たちの祖先はクジラに乗ってやってきたという伝説。この伝説をもとにした原作を映画化した作品が、この『クジラの島の少女』である。
 監督はこの作品が日本初公開となるニュージーランド出身のマオリ人女性 ニキ・カーロ。これ以前の作品は日本未公開ながらも、カンヌ国際映画祭でコンペ上映されるなど大きな評価を得ている監督である。主演の少女を演じるのはこの作品がデビュー作となったマオリ人 ケイシャ・キャッスル=ヒューズ。その他のキャストもマオリ人で固められている。原作者もマオリ人のウイティ・イヒマエラ。NYのハドソン・リバーを見渡すアパートに住んでいた彼女は、ある日、1頭のクジラが川に迷い込み、潮を吹いている様子を目撃する。その時に故郷に伝わるクジラ伝説を思い出し、この映画の原作にあたる「ザ・ホエール・ライダー」を書き上げることとなった。この原作を非常に気に入ったプロデューサーのジョン・バーネットが、原作の持つ神秘性を映画化できるのはニュージーランドの監督しかないと思い続け、ニキ・カーロに脚本と監督を依頼。彼女は原作をありのままに表現するように心掛けたという。
 “マオリ”に伝わる伝説をモチーフとしながらも、そこに根を張っている男性重視の社会的因習、自然との協調、そして一人の少女の成長に目を向けたこの作品は、伝説という部分を越えて、普遍的な考えを見る側にもたらしてくれる。そういった普遍性が受け入れられた結果として、この作品はトロント国際映画祭、サンダンス映画祭など各地の映画祭で観客賞を受賞するなど熱狂的に受け入れられている。
 伝統、自然、成長などを美しく雄大に描いたマオリ人によるニュージーランド発の作品『クジラの島』。話の素晴らしさはもちろん、クジラのシーンは圧巻です。ぜひ、劇場でご覧下さい。

ストーリー
「女の子では族長になれないのか」
 ニュージーランドの小さな浜辺の村。その村には、遠くハワイキから新しい地を目指して旅立った勇者パイケアの伝説が語り継がれていた。パイケアはクジラに導かれて、この地に辿りついたのだという。そのパイケアを先祖に持つマオリ族は、代々男を族長としてきた。
 そのマオリ族の族長の長男ポランギに待望の子供が誕生した。子供は男と女の双子だったが、族長になる運命を背負っていたはずの男の子と母親は亡くなってしまった。女の子はパイケアと名付けられた。後継者の誕生を熱望していた祖父コロは大きく落胆するが、彼女が成長するにつれ、彼女を受け入れるようになっていった。
 ある日、妻と息子の死の悲しみからこの地を離れ、ドイツへ行っていたポランギが戻ってくる。アーティストとして成功を収めていたポランギは、族長になるつもりはなく、再び、村を出て行くこととなった。一緒に行くはずだったパイケアは祖父と祖母のことを思い、この地に残る決心をした。
 後継者を探すために村中の12歳の男の子たちに訓練を開始するコロ。パイケアもその訓練に参加しようとするが、女ということで拒絶されてしまう。しかし、祖母たちの協力の下、密かに訓練を続けたパイケアはコロの知らぬところで腕をあげていく。だが、コロには女を認めることなど到底出来ないことだった。そんな時にある出来事が起こる。
movilog
ピックアップムービー
サーチ
DVD比較はベストプライス


リンク
メールマガジン登録
神雕侠侶オフィシャルウェブサイト
ベクター・メディカルテック・ジャパン
*giggle
本サイトをご覧になりるにはFlashPlayerが必要です。 IE5.0以上推奨 画面サイズ推奨800×600以上 お問い合わせ先