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『クリビアにおまかせ!』
配給:アルバトロス・フィルム
オフィシャルサイト:

キャスト スタッフ データ
ルス・ルカ
パウル・R.コーイ
チツケ・ライディンハ
パウル・ドゥ・レウ
ワルデマル・トーレンストラ
エド・ブルンナー
レナート・ヴァーダー
ベップ・コスタ
フリッツ・ランブレヒツ
監督、脚本:ピーター・クラマー
製作:バーニー・ボス
   ミヒル・ドゥ・ローイ
   サビヌ・ヴェーネンダール
脚本:フランク・ハウトアッペルスi.s.m.
原作:アニー・M.G.・シュミット
   ハリー・バニンク
撮影:ピヨッター・クックラ
照明:フランク・ヴァン・ズトフン
編集:エルヤ・ドゥ・ランゲ
アート・ディレクター:
ヴィンセント・ドゥ・パーター
衣装:モニカ・ペティット
   マールチェ・ウェーヴァース
音楽:ライムント・ヴァン・サンテン
   フェルディナント・ボーラント
サンフランシスコ・インターナショナル・レズビアン&ゲイ映画祭 観客賞受賞/ 2003年度ベルリン映画祭 / シアトル映画祭/ モスクワ映画祭/ ニューフェストN.Y.映画祭/ エルサレム映画祭/ オスロ・ゲイ&レズビアン映画祭/ ハンブルグ・ゲイ&レズビアン映画祭/ ほか各地映画祭に正式出品

2002年/オランダ/カラー/ドルビーSRD/1時間42分

イントロダクション
「オランダで記録的なヒットを記録!
懐かしく、優しく、一風変わったミュージカル・コメディー作品」

 オランダといえば、風車やチューリップという美しい風景、ゴッホなどの芸術、飾り窓やコーヒーショップという裏文化的なものを思い出す人は多いだろう。でも、オランダ映画といえば、何か思い出す作品はあるだろうか。正直、僕自身も何ひとつ思い浮かばなかったので、ちょっと調べてみた。結果は『小さな目撃者』など知っている作品もあるが、ほとんどが知らない作品ばかりだった(意外なのが『ロボ・コップ』、『氷の微笑』などの監督ポール・ヴァーホーヴェンがオランダ人であったということ。ハリウッドの目の付け所って、優れてるよなとかんじました)。そんな余りなじみのないオランダ映画が公開される。それが今回紹介する作品『クリビアにおまかせ!』である。
 実はこの作品、60年代にオランダで大人気を博した連続TVドラマシリーズ「クリビアにおまかせ!」(原題:Ja Zuster Nee Zuster)を映画化したもの。当時はオランダ中の国民がテレビに釘付けになった(放映時には通りがガラガラになったとか)というこの人気TVドラマシリーズ、30年という時を経て、まずは舞台化され、大成功。そして、その成功を受けての映画化となったわけである。もちろん、映画はオランダ国内では社会現象となるほどの大ヒットを記録している。
 この作品を監督したのは舞台版の演出も手がけたピーター・クラマー。TV、舞台を中心に活躍してきた演出家で、この作品が劇場長編デビュー作となる。全てのテープがジャンクされてしまったというオリジナルのTVシリーズと今回の映画について監督は「テープがジャンクされたため、45歳以上の人々の記憶にしか残っていないオリジナル。それの新ヴァージョンを見せようと孫や子供たちをつれて、映画館にやって来る人もいますし、今の時代よりスウィートで安全で単純に見える世界を形作るフィーリングや雰囲気、意識的に絶えず幸せを振りまいているような映画を斬新で現代的だと感じ、受け止めているオリジナルを余り知らない世代もいます。郷愁の対象としてだけで受け入れられた作品ではないのです。」と語っている。また、主題歌などオリジナル・ソングの数々はオランダではTVドラマシリーズ開始直後から口ずさまれ、世代を超えて受け継がれているお馴染みのメロディーだという。そういったオリジナル・ソングを活かしたこの作品は、オランダ映画初のミュージカル作品となっている。
 テクニカラーのような懐かしさのある映像の色合い、MGMミュージカル作品へのオマージュというよりはわけが分からない状況で歌い、踊りだすジャック・ドゥミ的なミュージカル要素、60年代のホームコメディーならではの笑いと人情、優しさに満ち溢れたストーリー展開、そしてなぜか漂ってくる同性愛(ゲイ)的な雰囲気。すべての要素が懐かしく、新鮮で、いい感じでズレている作品『クリビアにおまかせ!』。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「クリビア・ホームで楽しく暮らす風変わりな住人たちと
彼らを毛嫌いする大家さん。その行方は・・・・」

 陽気で面倒見の良いナース クリビアはサクラ草通りで療養所 クリビア・ホームを経営している。そこに生活するのはボビー、博士さん、ベルトゥス、イエットというちょっと風変わりだけれども心優しい人々。そんなクリビア・ホームの大家はミスター・ボーデンフォル。彼はこの風変わりな住人たちに我慢がならず、ここから追い出して、高級老人ホームを作る計画を持っている。
 ある日、イエットの前にヘリットという青年が現れ、クリビア・ホームに住み着いてしまう。実は彼は泥棒でミスター・ボーデンフォルの宝物を盗んでいた。それをうまく返すためにひと騒動があったり、博士さんが発明した薬でミスター・ボーデンフォルの飼い猫がおかしくなって、裁判に持ち込まれたりとクリビア・ホームの住人たちと大家のミスター・ボーデンフォルは毎日、追い出す、追い出させないの大騒動だった。しかし、ある日を境に両者は仲良くなっていく。それはミスター・ボーデンフォルに博士さんが発明したある薬を飲ませたからだった。もちろん、その薬の作用は無期限ではなかったのだが・・・・。
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