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『気まぐれな唇』
配給:ビターズ・エンド

キャスト スタッフ データ
キム・サンギョン
チュ・サンミ
イェ・ジウォン
監督、脚本:ホン・サンス
製作:イ・ハンナ
撮影:チェ・ヨンテク
照明:チェ・ソクチュ
衣装:チョ・ヨンミ
音楽:ウォン・イル
2002年 アジア太平洋映画祭 監督賞 受賞
2002年 春史羅雲奎映画芸術祭 助演女優賞 新人男優賞 受賞
2003年 ブリスベン国際映画祭 国際批評家連盟賞 受賞

2002年/韓国/35ミリ/カラー/1:1.85/ドルビーSRD/1時間55分

イントロダクション
「韓国の鬼才ホン・サンス監督が描く男女3人が織り成す恋愛物語」
 『冬のソナタ』などのテレビドラマ、相次ぐ映画の公開、雑誌などのメディアの取り上げ方など韓国発のテレビドラマや映画が再び大きな盛り上がりを見せている。そうした波のピークが今後も続いていくのかどうかは、流行、廃りのある世界のため、正直分からないが、今年も数多くの韓国映画の公開が予定されている。そのラインナップは大作からコアな作品まで非常にヴァラエティーにとんでいる。今回紹介する作品『気まぐれな唇』は大作ではないが、批評家、マスコミの絶賛を受け、韓国では若者たちの共感を呼び、大ヒットした作品である。
 ちょっと名の知れた俳優である男と積極的にアプローチをしてくるダンサーの女性と職業不詳のミステリアスな女性という男女3人が織り成す恋愛関係を独特の間合いとユーモラスかつリアルなタッチで描いたのは、ホン・サンス監督。デビュー作『豚が井戸に落ちた日』がバンクーバー国際映画祭でドラゴン&タイガー賞、ロッテルダム映画祭でグランプリを受賞し、大きな注目を浴びた監督である。その後も日本でのロードショー公開はなかったものの『江原道の力』、『オー!スジョン』とカンヌ国際映画祭ある視点部門に正式招待されるなど大きな評価を獲得してきた監督である。4作目に当たるこの作品『気まぐれな唇』も数多くの映画祭に正式出品されている(ちなみに、カンヌ国際映画祭もある視点部門からの招待があったが、3作続けての同部門への出品は意味がないと断ったという)。また、パリでは2003年の春、監督のこれまでの作品が同時公開されている(現在、撮影中の新作はフランスとの合作である)。現在、世界が注目する韓国のニューウェーブの監督のひとりが、このホン・サンス監督なのである。
 出演は映画デビュー作となるこの作品をきっかけに一躍スターダムにのし上がったキム・サンギョン、主にテレビを中心に活躍するイェ・ジウォン、『接続』でスターダムにのし上がり、女優だけでなく、監督、ラジオなど幅広く活躍するチュ・サンミ。
 リハーサルも一切行わず、脚本も小説のように書かれたト書き状のものがあるのみ。現場に集まった出演者たちは、毎朝、数行の台詞を与えられ、その隙間を出演者たちの感性から出る言葉で埋めていくというその場でしか生じないライブ感覚と即興を生かした撮影方法、お酒を飲むことによって現れる胸の内とリラックスした空気などが生み出す独特の間合いとユーモラスと辛辣さに溢れる台詞とシチュエーション。なんともいえない独特の感覚が、自分の経験とも重なってくるようなこの作品『気まぐれな唇』。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「行き先真っ暗の俳優が出会った2人の女」
 舞台ではそこそこ名の知れた俳優ギョンス。彼は映画に出演するが、作品は興行的に失敗。満足なギャラももらえず、約束されていた次回作への出演のチャンスも逃してしまう。先行き真っ暗のギョンス。そんな時、ギョンスは先輩に誘われて旅に出る。街へ繰り出し、呑んで騒ぐ2人。そこで先輩はミョンスクというダンサーを紹介する。積極的な彼女と意気投合したギョンスはついホテルへと行ってしまうが、それにより先輩との関係がギクシャクし始める。そのため、ギョンスは街を後にする。そして、乗り込んだ列車の中でソニョンという女性に出会い・・・・。
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