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『KEN PARK』
2002年/アメリカ・オランダ・フランス/96分/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーSR/35mm
配給:ライドフィルムズ
オフィシャルサイト:
http://www.clydefilms.co.jp/kenpark/

キャスト スタッフ データ
ジェ−ムズ・ランソン
ティファニー・ライモス
スティーヴン・ジャッソ
マイク・アパレティーグ
アダム・チューバック
ウェイド・アンドリュー・ウィリアムズ
アマンダ・プラマー
メーグ・クイクラン
監督・撮影:
    ラリー・クラーク 
    エド・ラックマン
製作:キース・カサンダー
    ジャン=ルイ・ピエル
脚本:ハモニー・コリン
音楽監修:ハワード・パール
音楽コンサルタント:マット・クラーク
セットデザイン:ジョン・デ・ミーオ
美術:クレイグ・ゲットマン
編集:アンドリュー・ハフイッツ
音響:デニス・グレジック
※2003年 ロッテルダム国際映画祭正式出品
※2002年 ヴェネチア国際映画祭正式出品
※2002年 トロント国際映画祭正式出品

イントロダクション
「ラリー・クラーク×ハーモニー・コリン『KIDS/キッズ』のコンビが再び」
 今年の初夏に公開された、実際に起こった10代の少年少女による殺人事件を映画化した作品『ブリー』が大きな話題を呼んだ写真家/映画監督のラリー・クラーク。数々の大きな衝撃と影響をもたらし続けている「Talsa」、「Teenage Lust」などの写真集や、その写真で捉えていた世界をそのまま映像化してみせた作品『KIDS/キッズ』など、ティーンエイジャーのリアリティーを捉え続け、多くの尊敬を集めている表現者である。その彼の映画監督デビュー作『KIDS/キッズ』で脚本を担当し、その後『ガンモ』で監督デビューを果たしたハーモニー・コリン。彼もティーンエイジャーのリアリティーを描き続ける若き表現者のひとりである。そんな彼らが再びタッグを組んだ作品が、この『KEN PARK』である。
 ラリー・クラークはこの作品について、本来なら自分の最初の映画になるはずの作品であったと語っている。1988年か89年頃、『エデンより彼方に』、『ヴァージン・スーサイズ』などの撮影監督として有名なエド・ラックマン(この作品では共同監督でもある)と出会い、『KEN PARK』を作品化しようと奔走する中で生まれてきた作品が『KIDS/キッズ』だったのだという。そして、『KIDS/キッズ』も、この作品『KEN PARK』もラリー・クラーク自身が身を投じた中で感じ、蓄えてきたティーンエイジャーのリアリティーを映画化したという点では双子のような作品となっている。実際、ラリー・クラークもこの作品について「私の最初の映画『KIDS/キッズ』は、親が立ち入ることの出来ない子供たちだけの秘密の世界を描いたものだった。我々は『KEN PARK』で4つの家族の家へ行き、親たちに会う。『KEN PARK』は、カリフォルニア州のロサンゼルスとフレズノの間に位置する孤立した町ヴァイセリアを舞台とした若者たちと親たちの物語である。」と語っている。
 冒頭のシーン、歪な親子関係、セックス、虐待、犯罪と当たり前のように提示されるものは余りにも重く、ショッキングであるし、これをして衝撃作と捉えるのも無理はないだろう。でも、行き過ぎではないかとすら感じる描写も現実に存在することなのである。そして、そんな当たり前の日常の中で誰もが出口を捜し求めているのだ。そこをどう受け止めるのか次第で映画に関する印象は随分と変わってくるはずである。
 正直、エンターティンメントな内容を期待したら肩透かしを食う作品だ。でも、何かにぶつかっていたり、何かを考えたい、手に入れたいと思っている人たちには何らかをもたらす作品であると思う。もちろん、『KIDS/キッズ』にやられた人、好きな人はお見逃しないように。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「アメリカの郊外の小さな町に住むティーンと親たちの物語」
 カリフォルニア州 ロサンゼルスとフレズノの間に位置する小さな町ヴァイセリア。アメリカのどこにでもある郊外の住宅地であるこの町は、スケボーのメッカとして有名な町でもある。そんなこの町に暮らす5人の10代のスケボー好きの若者たちとその保護者たちを映画は描いていく。
 ケン・パークは付き合っていたガールフレンドに妊娠を告げられていた。テートは祖父母とレッグという三本足の犬と一緒に暮らしている。クロードは、妊娠中の母、暴力的でマッチョな父親と暮らしている。ピーチーズは敬虔な父親と暮らすインド系の女の子だが、父親の前の顔と友人の前での顔は全く別物だ。ショーンはスケボー好きの少年。彼女がいるが、実はその彼女の母親とも関係を持っている。そんな5人の向かう先はどこへと続いているのだろうか。
(C)MARATHON/CINEA.KASANDERFILM COMPANY, AND KENPARK, INC.
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