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『過去のない男』
Mies vailla menneisytta
2002年/フィンランド/1時間37分/カラー/1:1.85/
ドルビーデジタル
配給:ユーロスペース

キャスト スタッフ データ
マルック・ペルトラ/ カティ・オウティネン/ ユハニ・ニエミラ/ カイヤ・パカリネン/ サカリ・クオスマネン/ アンニッキ・タハティ/ マルコ・ハーヴィスト/ ポウタハウカ/ ヨウニ・サールニオ/ ユッカ・テーリサーリ/ ユルキ・テリラ/ エリナ・サロ/ アンネリ・サウリ/ オウティ・マエンバー/ ペルッティ・スウェルホルム/ マッティ・ヴオリ/ アイノ・セッポ/ ヤンネ・ヒューティライネン/ タハティ 監督:監督・製作・脚本:
   アキ・カウリスマキ
撮影:ティモ・サルミネン
照明:オル・ヴァリア
   カッレ・ペンッティラ
美術:マルック・ペティレ
   ユッカ・サルミ
衣装:オウティ・ハルユパタナ
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イントロダクション
「2002年のカンヌを幸福感に満たしたアキ・カウリスマキ監督の新作」 
 レニングラード・カウボーイズの珍道中を描いた「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」で注目を浴び、その後、独自の映画世界を描きつづけ、多くのファンと評価を獲得しているアキ・カウリスマキ監督の最新作。この作品は2002年カンヌ国際映画祭において、グランプリと主演女優賞を受賞している。監督はこの作品について「私の前作はモノクロのサイレント映画だった。私がいかに真剣に映画を作っているかがお分かりいただけたと思う。しかしながら、この路線を推し進めるとあとは映像を取り払うしかなくなってしまう。そんなことをしたら残るのは影だけだ。そこで、常に妥協する心構えが出来ている私は方向転換することを決めた。そして出来あがったのがセリフだらけでカラフルな(他にも商品価値はあるだろうが)、この作品というわけだ。」とユーモラスに語っているが、そこに立ち現れてくるアキ・カウリスマキの独自の世界には変わりがない。  ヘルシンキに流れ着いた男は重症を負い、過去の全ての記憶を失った。男は絶望の淵に立ちながら、新たな人生を1歩ずつ積み上げていく。

ストーリー
「人生は前にしか進まない」
列車に乗って、ヘルシンキにたどり着いたひとりの男。彼はそこで暴漢に襲われ、瀕死の重症を負ってしまう。意識を失い、倒れこんだまま病院に担ぎ込まれた男は意識の回復もないまま、心臓も停止し、死亡宣告を受ける。だが、男の人生はそこで終わっていなかった。医師のいない、たったひとりの病室で彼の意識は突然蘇ったのだ。  病院を抜け出した男は港のそばの岸辺に倒れていた。男は港湾のコンテナに住む一家に助けられ、徐々に体調を回復していく。しかし、男は自分に関する過去の記憶をすっかり失っていた。そんなコンテナでの暮らしは日々淡々と過ぎていくが、金曜日だけは別だった。その日は救世軍からスープが振舞われる日なのだから。コンテナの一家の主人と一緒に出掛けた男は、そこで救世軍の女性イルマに出会う。イルマも毎日を淡々と過ごしている女性だった。人生を前に進めようと努力する記憶のない男と、日々を淡々と過ごす心優しい女性、彼らの想いは自然と交わっていくのだが・・・。  傑作『浮き雲』に続くヘルシンキ3部作の第2作。カウリスマキが生み出す至福の時間。この作品をぜひ、映画館でご覧あれ。
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