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『鏡の女たち』
2002年/日本/129分/35mm/ビスタサイズ/
カラー/ドルビーSR
配給:グルーブコーポレーション
オフィシャルサイト:
http://www.groove.jp/movies/mirror/index.html

キャスト スタッフ データ
岡田茉莉子/ 田中好子/ 一色紗英/ 山本未来/ 北村有起哉/ 三條美紀/ 犬塚弘/ 西岡徳馬/ 室田日出男/ 石丸謙二/ 矢島健一/ 菜々子/ 奏谷ひろみ/ 今泉野乃香 監督・脚本:吉田喜重
製作:成澤章
    綾部昌徳
    高橋松男
撮影:中堀正夫(J.S.C)
美術:部谷京子
音楽:原田敬子
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イントロダクション
「吉田喜重監督が描く“わたしの内なる広島“の物語」
1960年代に松竹ヌーヴェル・ヴァーグの旗手として脚光を浴び、『秋津温泉』、『エロス+虐殺』、『戒厳令』などの作品で世界からも高い評価を得ている吉田喜重監督の14年ぶりの作品がこの『鏡の女たち』である。被爆者ではないから、広島に投下された原爆について描く権利はないと思いつづけていた吉田監督が、自身が経験した福井の大空襲の体験の恐怖を広島に重ね合わせることにより生まれてきた“わたしの内なる広島”というこの作品は、3世代の女性たちを主人公とした物語となっている。その3世代の女性を演じるのは、岡田茉莉子、田中好子、一色紗英。脇を山本未夾、三條美紀、犬塚弘、西岡徳馬、室田日出男(この作品が遺作となる)などの新旧の実力派が固めている。この作品は、フランス国立映画センターの助成など得て完成後、2002年の第55回カンヌ国際映画祭特別招待作品として上映され、五分以上にもわたるスタンディング・オベイションを受けている。

ストーリー
「三世代の女性たちが捜し求める記憶の旅」
24年前に生まれたばかりの夏来という女の赤ん坊を残して、失踪してしまった美和という娘がいる。その24年の間、娘の母親である川瀬愛は孫娘を育てながら、市役所の戸籍係を訪ね、娘を探しつづけていた。そんなある日、娘に良く似た女性が現れたという連絡が入る。彼女は幼児誘拐の常習犯として警察に拘留されていた。しかも記憶を喪失し、娘とは違う名前を名乗っているという。愛から連絡を受けた夏来は、急遽アメリカから帰国するが、その女性を母親と認めることがどうしてもできない。愛は娘かもしれないその女性と会話を交わしたり、彼女の所持品を確かめたりしながら、彼女が美和であるという確信を深めえいく。  ある日、一連の話を聞いた夏来の提案もあり、2人は自宅にその女性を招待する。川瀬家に招待された女性は幼い頃の記憶をわずかながら思い出す。それは彼女が育ったかもしれない町「広島」に関するものであった。それを聞いた愛は、娘の美和は広島で生まれたという話をする。そして、それぞれの思いを抱えた女性たちは、それぞれの世代の記憶をつなげるために「広島」へと旅立っていく。それは今をつなぎとめるためのつらい過去への旅でもあった。
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