ジャスト・マリッジ【映画情報】ムービーネット

『ジャスト・マリッジ』
just married
2003年/アメリカ/97分
配給：２０世紀ＦＯＸ映画
オフィシャルサイト

アシュトン・カッッチャー
ブリタニー・マフィー
クリスチャン・ケイン
デヴィッド・モスコウ
モネット・メイザー
デヴィッド・ラッシュ
ヴァレリア

監督：ショーン・レヴィ
製作：ロバート・シモンズ
脚本：サム・ハーパー
撮影：ジョナサン・ブラウン
美術：ニナ・ラスチオ
衣装：デブラ・マグワイア
音楽：クリストフ・ベック

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「全米、全英で初登場No.1! 愛は最悪のハネムーンを超えるのか」　

　『8MILE』のブリタニー・マーフィ、全米で放送中のテレビドラマ『That's 70's Show』でブレイクしたアシュトン・カッチャー。今後が大きく期待される全米でアイドル的な人気を持つふたりの若手が共演したロマンチック・コメディー作品が、この『ジャスト・マリッジ』である。ふたりのアイドル的な人気も大きいだろうが、全米では圧倒的な強さを誇っていた『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』を引きずりおろし、初登場第1位を獲得（3週間キープ）。全英でも初登場1位を獲得している。
　結婚したばかりのカップルが、新婚旅行から帰国して早々、別れる話をしているというシーン（日本でも一時期、』成田離婚なんて言われたけど）から始まるこの作品の面白さを表すとしたら、新婚旅行中におきたスラップスティックのように襲い掛かる事件のばかばかしさ（テンポも良くて、ちょっと下世話でというやつ）にある。もちろん、エンディングは予想通りなのだが。
　ハネムーンでの顛末を映画化したコメディー作品というのは数多いが、この作品は脚本家のサム・ハーパー（『がんばれ！ルーキー』）が実際に体験した自身のハネムーンが原体験になっているという。1ヶ月にも渡るハネムーンの間、ずっと喧嘩の状態だったというサムは「何でこの人と結婚しちゃったんだろう」というその時に思った疑問に興味を持ち、自分の友人たちの体験なども消化した上で、この作品の脚本を書き上げたという（ちなみにトム夫婦は幸せな結婚生活を送っている）。この個人的な痛みを消化し、書き上げるのに10年もかかったという脚本がプロデューサーのロバート・シモンズの目に留まり、映画化はスタートした。

　監督は『BIG FAT LIAR』で注目された新鋭ショ－ン・レヴィン。この後もハリウッド版『FEVER PITCH』の映画化など多くの企画を抱えている売れっ子である。
　日本でもこの作品でブレイクするであろうアシュトン・カッチャーと『8Mile』でブレイクしたブリタニー・マーフィの魅力が満載のこの作品『ジャスト・マリッジ』。ふたりのファンはもちろんだが、今流行の学園ドラマ的コメディー、軽いノリのロマンチック・コメディーが好きな人なんかにもお薦めです。ぜひ、劇場に足を運んでください。　

「最高にロマンチックなハネムーンのはずが一転････」

　ラジオ局の交通情報キャスターのトム・リーザックとお金持ちのお嬢様サラ・マクナニー。ふたりの出会いはビーチだった。瞬く間に恋に落ちた二人は同棲をはじめ、親を説得し、結婚式を挙げる。暮らし、育ってきた環境は違うものの、美男と美女のカップルは多くの人々に祝福され、ヨーロッパへのハネムーンへと旅立っていた。トムとサラの未来はバラ色に輝いているはずだったが････。
　ハネムーンから戻ってきたふたりは空港からお互いに嫌がらせのしまくりあい。嫌味を言いまくり、ガムを髪につけたり、挙句の果てには嫌々ながら自宅までサラを送ったトムはその庭の調度品を車で破壊する始末。それもそのはず、ふたりの気持ちは“離婚”で固まっていたのだから。そして、そういう気持ちになった原因はあのヨーロッパ旅行にあった。最高の車を借り、三ツ星の古城のホテルで過ごすロマンチックな一夜、ムード溢れるヴェネツィアの夜。全ての計画は到着早々に崩れていく････。


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