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『アイ,ロボット』
I,ROBOT 
配給:20世紀フォックス  
●オフィシャルサイト


キャスト スタッフ データ
ウィル・スミス
ブリジッド・モイナハン
アラン・デュディック
ジェームズ・クロムウェル
ブルース・グリーンウッド
エイドリアン・L・リカード
チー・マクブライド
フィオナ・ホーガン
シア・ラブーフ
監督:アレックス・プロヤス
脚本、原案:ジェフ・ヴィンター
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
原典:アイザック・アシモフ
製作:ローレンス・マーク
   ジョン・デイヴィス
撮影監督:サイモン・ダガン
編集:リチャード・リーロイド
   アルメン・ミナジャン
   ウィリアム・ホイ A.C.E.
美術:パトリック・タトポロス
視覚効果監修:ジョン・ネルソン
音楽:マルコム・ベルトラミ
2004年/アメリカ/カラー/シネスコープサイズ/ドルビーSR・SRD、DTS、SDDS/1時間55分

イントロダクション
「アシモフの“ロボット三原則”をモチーフ描かれるリアリティーのあるSF大作作品」
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  もはや古典ともいうべき作家アイザック・アシモフの作品。生化学者としても活躍し、様々なスタイルの作品を残してきたアシモフだが、なんといったって彼の代表的な分野はSFである。『夜来たる』、「ファウンデーション三部作」、そして数多くの“ロボット”ものなど(余談だが、ホンダの開発したロボット“ASIMO"はこのアシモフから取られたという説もある)、彼の書いた作品は多くの影響を与え、映画やテレビドラマにもなっている。その中で最も有名な作品は、クリス・コロンバス監督、ロビン・ウイリアムス主演の『アンドリューNDR114』になるのだろうか。これはアシモフのロボットもののひとつ「バイセンテニアル・マン」を映画化したものである。そして、今回、アシモフの作品ではないが、アシモフの精神を受け継いだロボットをテーマにしたSF大作作品が登場した。それが今回紹介する作品『アイ,ロボット』である。
 タイトルから分かる方もいるだろうが、これはアシモフの短編集「われはロボット」の原題であり、映画はその短編集の根底にある有名な“ロボット三原則”である。この三原則は以下のようになっている。
 第1条「ロボットは人間に危害を加えてはならない。また危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。」
 第2条「ロボットは人間から与えられた命令に服従しなければならない。ただし、第一条に反する場合はこのかぎりではない。」
 第3条「ロボットは第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己を守らなければならない。」
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 この三原則はその後のロボットやサイボーグの登場する数々の作品に計り知れない影響を及ぼすとともに、人間というものの存在を考えるためのキーともなった。単純な三原則だが、その意味するところは非常に深いのである。
 映画『アイ,ロボット』はこの“ロボット三原則”と彼の短編集「われはロボット」をモチーフにした作品である。作品の発端は脚本家のジェフ・ヴィンダーが売り込みのために書き上げたロボットが容疑者となる殺人事件を描いたSFミステリー『ハードワイヤー』であったという。10年ほど前に書かれたこの脚本を監督であるアレックス・プロイヤス(『クロウ』)と共に映画化用に練り直している時に、アシモフの「われはロボット」の映画化権を取得したという情報が飛び込み、両者をカップリングして生まれたのがこの作品『アイ,ロボット』だという。両作品の内容は違和感なくマッチするものであったし、以前からアシモフの短編を映画したいと願っていたアレックス監督の夢も、ロボット工学をテーマにした大作映画を撮りたいと考えていた映画会社の意向も実現するというタイミングは偶然であるが、必然ともいえる結果を生み出す企画となった。
 出演は製作総指揮にも名を連ねるハリウッドを代表するスター俳優ウィル・スミス、『トータル・フィアーズ』のブリジット・モイナハン、『スィート・ヒアアフター』のローレンス・ロバートソン、『ベイブ』のジェームズ・クロムウェルなど。
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 2035年のシカゴの街が映し出されるシーン。『ブルース・ブラザーズ』などで印象的な古く、美しいビル群、鉄道高架(走るのは近未来的な列車)という街並みの中を歩き回る人間に忠実なロボットたち。大げさに描かれる未来像ではなく、現実にありえるんではないかというその光景だけでわくわくしてくる。工場に1000体ものロボットが並んでいるシーンは圧巻!きちんとリアリティーを感じさせてくれるその映像世界の中を進んでいく物語も多少のひねり、ドキドキ、アクションを加えながら、いい感じで進んでいく(ウイル・スミスのクールな笑いが空回り気味なところもあるが)。大作というとどうしても映像表現のすごさに偏りがちになるのだが、この作品は映像と物語が本当にうまくマッチした丁寧に作られている作品だなと感じることが出来る(これも“ロボット三原則”が効果的に使われたからだろうな。)。コアなファンが満足するかは別問題だが、これはSF好きはもちろん、SFが苦手な人でも満足する作品ではないだろうか。ウイル・スミスはこの作品が大ヒットしたら続編も作るといっているらしいが、すでにアメリカでは大ヒット中!続編は製作できる終わり方なんだけど、本当にやるのだろうか。観たいけど、それはやめとけばという気がしないでもないが。この面白さ、迫力をぜひ劇場の大画面で味わってください。
  

ストーリー
「西暦2035年 人間に反抗しないというロボットのルールが破られるとき」
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  西暦2035年のシカゴ。街を人間と共にロボットが歩き回っている。この時代、ロボットは人間の補佐役として各家庭に普及していた。ロボットは所謂“ロボット三原則”に基づきコントロールされていたため、人間にとっては安全な商品であったのだ。
 シカゴ市警の刑事デル・スプーナーはそんな安全神話に対し、不信感を持っていた。この日も暴走したと思われるロボットを追いかけたが、それは主人に頼まれて、急いで忘れ物を取ってきただけだった。市警の上司や仲間は、彼に今までにロボットが人間に敵対したことがあるか、ないだろと彼に呆れ果てていた。
 ある日、これらのロボットを開発販売している巨大企業で事件がおきる。現代ロボット工学の第一人者であるラニング博士が自殺をしたのだった。博士に呼び出された旧知の仲であるスプーナー刑事は博士のホログラムからあるメッセージを受け取る。それは博士は自殺をしたのではないというメッセージであった。そして博士の部屋に向かうとそこにはロボットが1体隠れていた。そのロボットは人間の命令に背き、逃亡し始める。
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