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『ヒューマン・キャッチャー』
JEEPERS CREEPER 2
配給:20世紀フォックス映画
オフィシャルサイト:
http://www.foxjapan.com/movies/humancatcher/


キャスト スタッフ データ
レイ・ワイズ
ジョナサン・ブレック
ギャリカイ・ムタンバーワ
エリック・ネニンジャー
ニッキー・エイコックス
監督、脚本、キャラクター原案:ヴィクター・サルヴァ
製作:トム・ルーズ
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ
      ボビー・ロック
      カーク・ダミコ
      ルーカス・フォスター
撮影:ドン・E・ファン・ル・ロイ
編集:エド・マークス
美術:ピーター・ジェイミソン
特殊メイクアップ:ブライアン・ペニカス
特殊効果監修:ジョナサン・ロスバート
音楽:ベネット・サルヴェイ
2003年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/ドルビーSR・SRD・DTS/1時間42分

イントロダクション
「“23年に一度、大量の行方不明者が出る”あの『ジーパーズ・クリーパーズ』の続編登場。」
 『ラストサマー』、その続編の『ラストサマー2』、『スクリーム』とその後に続く『スクリーム2』、『スクリーム3』などハリウッドから繰り出されるティーンエイジャーを対象としたホラー映画の数々。どれもが若手俳優を使い、決して高い予算をかけずに作られている作品なのだが、公開と同時にスマッシュヒットを記録するなど“ティーン・ホーラー”というひとつのジャンルとして定着している。今回紹介する作品『ヒューマン・キャッチャー』もそういった大ヒットした“ティーン・ホラー”の1本である。
 実はこの作品『ヒューマン・キャッチャー』は邦題からは思い浮かばないだろうが、公開と同時に全米No.1を記録、2002年に日本でも公開され話題となった『ジーパーズ・クリーパーズ』の続編に当たる(原題は『ジーパーズ・クリーパーズ2』である)。車で田舎へと向かっていた姉と弟がその道中で不気味なトラックに追われることによって増してくる恐怖と23年に一度、大量の行方不明者が出るという都市伝説の恐怖を合わせて描いた作品であった『ジーパーズ・クリーパーズ』。今回の作品『ヒューマン・キャッチャー』はその『ジーパーズ・クリーパーズ』の出来事の4日後という設定がなされている。ある日の夕暮れ、トウモロコシ畑で農作業を手伝っていた少年が得体の知れない怪物にさらわれてしまう。その翌日、試合帰りの高校生たちのバスケットボール・チームを乗せたマイクロバスがパンクして立ち往生してしまう。そのパンクの原因は少年をさらった得体の知れない怪物によるものだった。そして、得体の知れない怪物の狙いはもちろん、バスに乗る高校生たちだったというのがこの作品のストーリー。もちろん、背景にあるのは23年に一度、大量の行方不明者が出るという都市伝説である。
 前作は製作総指揮がフランシス・フォード・コッポラということが大きな話題になったが、今作も製作総指揮をコッポラが担当。監督も前作と同様にヴィクター・サルヴァが担当している。この続編を製作するに当たりヴィクター・サルヴァ監督は「まったく新しい感じの続編にしたかった。登場するのは同じクリーチャーだが、キャストは一新されている。クリーパーだって新しい技をいくつか隠し持っているしね」と語っている。そしてサルヴァ監督はこの続編に対して、サスペンス映画の巨匠 アルフレッド・ヒッチコックの鳥の大群が人間を襲いまくる恐怖を描いた『鳥』と救命艇の中での多様な人々によるサバイバルを描いた密室劇『救命艇』から大きなインスピレーションを受けたという。空から縦横無尽にクリーパーに襲われる恐怖とパンクしたバスと周囲に何もない平原という逃げ場が見つからない密室状態。この状況での迫りくる恐怖を描きながら、サルヴァ監督は最後にとんでもない見せ場を用意している。
 前作の『ジーパーズ・クリーパーズ』は前半と後半の落差が作品の評価を大きく分けたが、この『ヒューマン・キャッチャー』は『ジーパーズ・クリーパーズ』の後半的な要素が更にパワーアップして描かれた作品となっている。だから、正直、ホラー映画というよりはモンスター・サスペンス・パニック映画に近いような内容になっている。しかも話がより破天荒になっているというオマケまでついている。そう、これは本当に笑いながらその馬鹿らしさを楽しむタイプのパーティ・ムービーなんだよね。真剣に見てしまうと「なんじゃこりゃ」と思ってしまうかもしれないが、純粋に肩の力を抜いて、馬鹿らしさを楽しもうという具合に観たら、これほど楽しい映画もまずない。クリーパーも変幻自在でユーモア感覚に溢れているし、高校生たちも大熱演・大パニック、そしてなんといっても最高の見物はサルヴァ監督が最後に設けた冒頭でクリーパーにさらわれた少年の親父とクリーパーの直接対決である。ここが最高のシーンなので詳しく書くことはしないが、メルヴィルの「白鯨」のエイハブ船長のようにクリーパーに立ち向かう父親のその姿勢にいろんな意味でやられてしまうことは間違いない。純粋なホラーを期待せずにエンディングまでの怒涛の流れを一気に楽しんで欲しいサスペンス・パニック的な快作『ヒューマン・キャッチャー』。この馬鹿らしさと迫力は音響も抜群の大画面で味わって欲しいです。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「23年ごとに、23日間、それはやって来る」
 23年間ごとに多くの人間が行方不明になるという都市伝説がある。
 ある日の夕暮れ時、トウモロコシ畑で父親の農作業を手伝っていた少年が得体の知れない怪物にさらわれてしまった。呆然とする父親と少年の兄。
 翌日、ハイウェイを移動する一台のバスがあった。乗っているのは試合帰りの高校生たちのバスケットボールチーム。試合に勝利し、大いに盛り上がっていた彼らを乗せたバスは周囲に何もない道路で突然パンクしてしまう。タイヤに刺さっていたのは大きな鋭い鍵爪のようなものだった。そんな立ち往生も屋根で日光浴をしたりと楽しむ彼らだったが、それは恐怖の始まりであった。トウモロコシ畑で少年をさらった得体の知れない怪物が次に狙いをつけたのはこの高校生たちだったのだから。1人、1人と怪物に襲われていく高校生たち。誰も彼もがもう終わりだと感じたその頃、少年をさらわれた父親と兄は怪物を退治するためにハイウェイをひた走っていた。
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