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『抱擁』
Possession
2001年/アメリカ/1時間42分/カラー/
シネマスコープ・サイズ
配給:ワーナー・ブラザース映画

キャスト スタッフ データ
グウィネス・パルトロー
アーロン・エックハート
ジェレミー・ノーザム
ジェニファー・エール
レナ・ヘッディ
トム・ホランダー
監督・脚本:
ニール・ラビュート
製作:
ポーラ・ワインスタイン
バリー・レビンソン
脚本:
デイヴィッド・ヘンリー・ウォン
ローラ・ジョーンズ
撮影:ジャン=イヴ・エスコフィエ
美術:ルチアナ・アリージ
音楽:ガブリエル・ヤード
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イントロダクション
リスクとは、本当の意味でのリスクとはどういうことか?自分や自分の周囲にある何かを追い求めることは、通常は、愚かで、危険に満ちたことだと思われ、間違っていると考える人がほとんどだ。しかし、自分を抑えることができない。いいのか悪いのか、のみ込まれてしまう…。『抱擁』は1990年のA.S.バイアットの小説『抱擁』を脚色した、監督ニール・ラビュートの新作。バイアットは『抱擁』でイギリスの文学賞、ブッカー賞を受賞している。『抱擁』は現代に生きる二人の学者の物語。二人はともにロマンスから遠ざかり、恋による煩雑さや心の乱れを避けようとしていたものの、過去を遡り、著名な詩人の許されない密かな不倫を発見して、情熱的なロマンスになだれ込む。出演はグウィネス・バルトロウ、アーロン・エックハート、ジェレミー・ノーザム、ジェニファー・エール、レナ・ヘツデイ。音楽はガブリエル・ヤード。A.S.バイアットの小説をもとに、デイヴィッド・ヘンリー・ウォン、ローラ・ジョーンズ、ニール・ラビュートが脚本を執筆し、ニール・ラビュートが監督する。モード・ベイリー(グウィネス・パルトロウ)は資料研究を続ける優秀なイギリスの大学教師。彼女はヴィクトリア朝の詩人クリスタベル・ラモット(ジェニファー・エール)の生涯と作品を研究している。ローランド・ミッチェル(アーロン・エックハート)は新進のアメリカ人学者。特別研究員として、ロンドンで著名なランドルフ・ヘンリー・アッシュ(ジェレミー・ノーザム)を研究する。アッシュはヴィクトリア女王の桂冠詩人で現在開催中の100周年記念展覧会で、妻に捧げられた晩年の情熱的な詩集で有名だ。モードとローランドは、アッシュからラモットに宛てたと思われる、隠されたラブレターを発見して、イギリスからヨーロッパ大陸へと手がかりを追い、100年以上前の情熱的なカップルのロマンティックな旅をなぞっていく。

ストーリー
昔の高名な詩人のとてもスキャンダラスな文献を発見したことによって、主役のカップル(グウィネス・パルトローとアーロン・エックハート)がその文献を証明するために(2人がお互いに離れたくないのだろうけど)ヨーロッパ各地を転々とするロード・ムービー。その文献とは愛人にあてた手紙だったのだけど、その詩人が大変な堅物であったというのがこれまでの定説だっただけに、2人はそれに興味を示してこの探索の旅にのめり込んで行くのである。もちろん、この文献は大変に価値のあるものなので、他にも狙う者たちがいる。アクションではないんだけど、その辺りの追いかけっこもこの映画を盛り上げている。で、その詩人の時代の描写では、詩人も愛人も非常につつましい。今なら少々、じれったくもあるのだが、こんな恋愛は逆に新鮮にも感じられるものである。(やることはやるんだけどね)ところが、彼らの足跡を追う現代の2人もまた、同じように非常につつましいのである。精神的なものと考えればいいのだけれど、考えてみれば、今の時代は昔の常識や世間体と同じように精神的病いが障害となることが多いのだから、同じようにつつましい恋愛になっても少しも不思議ではない。昔も今も男女の関係なんて同じようなものである、裏を返せば今あることは昔もあった(恋愛においての話ですが)とも言えるのではないかというのがテーマなのかもしれない。にしてもその関係なのだが、この作品のその詩人を巡る関係というのはちょっと複雑。いろいろな人がいるから世の中、楽しいのだけれど当事者たちは傍から見る以上に悩み苦しむものなんだろうなあ…。
(C)2002 Warner Bros. All Rights Reserved. (C)2002 USA Films
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