『ホーリー・スモーク』
holy smoke
1999年/オーストラリア・アメリカ/115分/カラー/
ビスタサイズ/ドルビー・デジタル
配給:
松竹
オフィシャルサイト:
http://www.holy-smoke.jp/
ケイト・ウインスレット
ハーヴェイ・カイテル
パム・グリア
ソフィー・リー
ダン・ワイリー
ポール・ゴダード
監督、脚本:
ジェ−ン・カンピオン
製作:ジャン・チャップマン
脚本:アンナ・カンピオン
撮影監督:ディオン・ビーブ
編集:ヴェロニカ・ジェネット
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
美術:衣装:ジャネット・パターソン
※ヴェネチア映画祭 Elvira Notari賞 受賞
「『ピアノ・レッスン』のJ・カンピオン監督の待ちに待った新作」
ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル主演の『ピアノ・レッスン』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドール賞を始め、数々の映画祭での賞に輝き、世界中の映画ファンに感動を与えたジェ−ン・カンピオン監督。新作『In the Cut 』の公開も待望される彼女が1999年に撮った今現在の最新作品『ホーリー・スモーク』がやっと日本で公開される。
全米で公開と同時に、大胆かつ奔放な性描写が話題騒然となったが、各種メディアからは愛と性を通して生きる女性の姿という監督自身が探求し続けてきたテーマを深化した作品として絶賛を受けた。また、“カルト”からの離脱という部分を捉えた作品としても、非常に興味深い作品として、今の日本では受け取られると思える。
主演は『タイタニック』、『アイリス』のケイト・ウインスレットと『ピアノ・レッスン』のハーヴェイ・カイテル。ハーヴェイ・カイテルの起用は想定していたが、ケイト・ウインスレットの起用は、監督自身が主人公のルース役を探している中で、彼女とヨーロッパで出会い、彼女こそルースだと確信したことから決定したという。監督自身が確信したその役柄における彼女の演技は、彼女の新境地を開拓し、現代最高の女優という高い評価をメディアから受けている。
女性の生き方というテーマを撮り続けるジェーン・カンピオン監督の問題作とも捉えられた感動的な作品。
「自分の存在を取り戻させるための三日間」
若さと美貌に満ち溢れた女性 ルースは友人のプールと一緒にインドを旅行していた。旅行中に二人は、ヒンズー教の導師ババの儀式に参加する。ルースはそこで自分の中にある神秘の力を感じ、導師ババと結婚し、インドに暮らすことを決意する。
旅行から一人で帰ってきたプールから事情を聞いたルースの両親は、アメリカのカルト脱会請負人の第一人者 P・J・ウォータースに娘を元の状態に戻すように依頼する。父親が危篤と偽って、ルースを実家へと戻した両親たちの前に現れたP・Jは、彼女の洗脳を三日で解くと宣言。そこから、P・Jとルースの生き方をめぐる壮絶な戦いが始まった。
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