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『ヒロイック・デュオ  英雄捜査線』
双雄 Heroic Duo
配給:ハピネット・ピクチャーズ
オフィシャルサイト:http://kineca.m78.com/


キャスト スタッフ データ
レオン・ライ
イーキン・チェン
フランシス・ン
カリーナ・ラム
シュー・ジンレイ
レイモンド・ウォン
監督、製作:ベニー・チャン
脚本:アラン・ユエン
   アドリアン・クワン
撮影:アンソニー・プーン
編集:チャン・カーファイ
美術:チョー・サンポン
   ワン・チンチン
衣装:スタンレイ・チャン
音楽:トミー・ワイ
アクション監督:トン・ワイ
2003年/香港/シネスコサイズ/1時間40分

イントロダクション
「『インファナル・アフェア』以後の香港アクション映画の方向性を示す1本」
 香港では公開と同時に大ヒット、映画賞を総なめ、ハリウッドがいち早くリメイク権を獲得するなど大きな話題となった作品『インファナル・アフェア』。日本でも昨年公開され、大きな話題となった作品である。香港版フィルム・ノワールとも捉えられるこの作品により新たな活況を呈してきた香港映画界。今回紹介する作品は、そんな香港映画界にあって、その完成が待望されていた作品『ヒロイック・デュオ 英雄捜査線』である。
 久々のサスペンス・アクション大作、香港新世代スター(エディソン・チャン、スティヴ・フォン、サム・リー)の競演で一台ブームを沸き起こした『ジェネックス・コップ』の監督ベニー・チャンの久々の作品ということで完成前から大きな話題となっていたこの作品『ヒロイック・デュオ 英雄捜査線』だが、アクションがお家芸ともいえる香港においても完成までには資金難などによる多大な困難が伴ったという。そういったことがあったからだろうか、ベニー・チャン監督は、『インファナル・アフェア』の持つノワールのテイストに定評のあるアクション、ラブ・ストーリーなど様々な要素を掛け合わせて、この作品を作り上げている。そうした要素の中でも最大の売りはもちろん“アクション”にある。香港に架かる有名な大橋である青馬ブリッジでの手に汗握るシーン、カー・チェイスのシーンなどのアクション・シーン、その他、ノワール的な色合いの濃い心理戦、犯人の残忍さなど見所は満載である。
 主演は、香港を代表する人気スターであるレオン・ライとイーキン・チェン(『ツインズ・エフェクト』)。共演には人気若手女優のカリーナ・ラム(『カルマ』)、現代中国新4大女優と呼ばれる若手実力派のシュー・ジンレイ(『最後の恋、初めての恋』)、香港映画に欠かすことの出来ない名バイ・プレイヤーのフランシス・ン(『ザ・ミッション 非情の掟』)など。こうした中でもやはり注目は、この作品が初共演であり、アクション・シーンのほとんどをスタントマンを使わずに挑んだイーキン・チェン演じるタフガイな刑事、レオン・ライ演じる心理学の権威であるクールな風貌の元刑事という従来にない役柄に挑んだふたりの香港を代表する映画俳優であることは間違いない。
 先にも書いたが、いくらアクションがお家芸ともいえる香港でもそれを製作するための資金を集めるのには大きな困難が伴っているという(これには香港の経済動向も絡んでいるだろう)。そういった中、アクション作品に定評があるベニー・チャン監督が取り入れた方向は、久々に香港映画の力量を示した香港版フィルム・ノワールともいうべき新たな波『インファナル・アフェア』(余談だが、ベニー・チャン監督は『インファナル・アフェア』の共同監督のひとりアラン・マックの映画界での師匠になるという)のテイストを取り入れながら、コメディー、ラブ・ストーリーなどの要素を取り入れ、登場人物のキャラクターを明確に作り上げていくことにより、新たな形でのアクション映画を作り上げていくというものであった。その試みがうまくいっていると感じるか、中途半端だなと感じるかは観客側次第である。ただ、『インファナル・アフェア』が今の香港映画の流れを作り上げているともいえる状況では、お得意とされるアクションもこういった形で表現されていくことが当分、絶対的な流れとなっていくだろう。
 カーチェイスや青馬ブリッジでのシーンなどアクションシーンをより極めて行けば、逆の方向でよりスタイリッシュになっていけば、もっと面白くなったのにという気持ちも強く残るのだが、この作品が今後の香港映画への期待、方向性のひとつの形となる作品であることは間違いないはず。『インファナル・アフェア』に興味を持った方にも観てもらいたいし、単純にB級的なアクション作品、香港作品が好きなら楽しめるはず。ぜひ、劇場に足を運んでみてください。

ストーリー
「催眠犯罪へと挑むリー刑事と心理学の権威ライ。ふたりを待ち構えていたものは・・・・」
 国際ダイヤモンド展覧会の開催前日、ひとりの刑事が署内の保管庫から資料を盗み、保管庫に放火、最後は取調べ中に自殺を図った。その刑事は清廉潔白の人物とされていただけに署内には大きな動揺と謎が広がった。
 この事件を担当することになったのは、署内でも一目置かれているリー刑事だった。彼はこの事件の真相に催眠術による洗脳があることを知る。そこで彼は、現在犯罪者として留置されている元警察のセラピストで心理学の権威であるライに捜査の協力を依頼する。ライはこの事件が高度なテクニックを用いた催眠犯罪であること、その犯人は“マインドハンター”と呼ばれる自分の催眠術の師であることを指摘する。リーは、ライの減刑を条件に捜査への帯同を依頼。こうしてふたりによる捜査は始まる。そして、厳戒態勢の中で国際ダイヤモンド展覧会は開催されようとしていた。
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