『ティント・ブラス 秘蜜』
BLACK ANGEL
2002年/イタリア/2時間7分/カラー/ビスタサイズ
/ドルビーSRD
配給:クリエイティブアクザ
アンナ・ガリエナ
ガブリエル・ギャルコ
フランコ・ブランチャロリ
アントニオ・サリンズ
シモーナ・ポリオーニ
ロレダナ・カンナータ
エリカ・サヴァスターニ
監督・脚本・編集：
ティント・ブラス
製作：ジュゼッペ・コロンボ
撮影：ダニエル・ナヌージ
音楽：エンリオ・モリコーネ
原作：カミッロ・ボイト
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イタリアン・エロスの代名詞でありヨーロッパを代表する官能巨匠ティント・ブラス。その彼が持てる才能を活かんなく発揮し創りあげた官能叙事詩、それが本作である。時は1945年、戦火が燃え盛るイタリス上流夫人リヴィアはドイツ青年中尉ヘルムートと出逢い、禁断の世界に誘われる。夫とも今まで関係を持ったどの男達とも違う荒々しく野性的な性体験に溺れたリヴィアはヘルムートに総てを投げ出女だが、彼女を待ち受ける運命は悲しすぎるものだった…。カミッロ・ボイトの短編小説をルキノ・ビスコンティが映画化した名作『夏の嵐』を大胆にリメイク、かってないスケールで贈る愛欲の物語。それは見るものを必ずや耽美で芳香な時代へ導いてゆく。主演は「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナ。日常生活に不満を持つ熟女を体当りで好演。48歳とは思えない豊満かつ淫靡なフェロモンを十二分にスクリーンに発散する。音楽は重鎮エンニオ・モリコーネ。耽美で切ない調べが物語に彩りを添えた。
1945年3月。戦火に煙るイタリアは“この世の終わり”を呈していた。しかし一部の人々、上流社会に属するリヴィア（アンナ・ガリエナ）等は何ら変わる事無く豪勢で気だるい毎日を謳歌している。そんなある日、夫カルロ（アントニオ・サリンズ）とその弁護士ウーゴ（フランコ・ブランチャロリ）と共に演劇に出掛けたリヴィアはそこでヘルムート中尉（ガブリエル・ギャルコ）に出会う。目線が交わった瞬間、得も知れぬ快楽に包まれるリヴィア。二人が人目を忍ぶ関係に陥るのは時間の問題であった。豪舎な家庭では貞淑な妻を装い、甘い情事時には過激な女を振り乱すリヴィア。それを導くヘルムートの全てを満たす彼女は何時しか性の奴隷と堕ちていった。しかし、それは仕掛けられた危険な罠。イタリアを覆う暗雲と共にリヴィアは過酷な選択を迫られてゆく…。
(C)CINE 2000 S.r.l-All rights reserved 2002
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イタリアン・エロスの代名詞でありヨーロッパを代表する官能巨匠ティント・ブラス。その彼が持てる才能を活かんなく発揮し創りあげた官能叙事詩、それが本作である。時は1945年、戦火が燃え盛るイタリス上流夫人リヴィアはドイツ青年中尉ヘルムートと出逢い、禁断の世界に誘われる。夫とも今まで関係を持ったどの男達とも違う荒々しく野性的な性体験に溺れたリヴィアはヘルムートに総てを投げ出女だが、彼女を待ち受ける運命は悲しすぎるものだった…。カミッロ・ボイトの短編小説をルキノ・ビスコンティが映画化した名作『夏の嵐』を大胆にリメイク、かってないスケールで贈る愛欲の物語。それは見るものを必ずや耽美で芳香な時代へ導いてゆく。主演は「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナ。日常生活に不満を持つ熟女を体当りで好演。48歳とは思えない豊満かつ淫靡なフェロモンを十二分にスクリーンに発散する。音楽は重鎮エンニオ・モリコーネ。耽美で切ない調べが物語に彩りを添えた。
