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『エヴァとステファンとすてきな家族』
配給:ビターズ・エンド
オフィシャルサイト:http://bitters.co.jp/kazoku/

キャスト スタッフ データ
エンマ・サミュエルソン
サム・ケッセル
リーサ・リンドグレン
ミカエル・ニュークヴィスト
グスタフ・ハンマシュテーン
アニア・ルンドクヴィスト
イェシカ・リードベリィ
ウーラ・ノレル
シャンテ・ルネイ
ウッレ・サッリ
監督、脚本:ルーカス・ムーディソン
プロデューサー:ラーシュ・ヨンソン
撮影:ウルフ・ブラントース
編集:ミカエル・レズチロフスキ
   フレードリック・アブラハムセン
美術監督:カール・ヨーハン・ドゥ・イェール
主題歌:アバ
フランダース国際映画祭 準グランプリ
ストックホルム国際映画祭 国際批評家連盟賞
他 各種映画祭で受賞、ノミネート

データ
2000年/スウェーデン/35ミリ/
カラー/ドルビー・サラウンド/
1時間46分

イントロダクション
「70年代 スウェーデンのコミューンを舞台にした優しさに溢れた作品」
 本国スウェーデンでは3人に一人が観るという大ヒットを記録、そして世界80カ国で公開され、多くの人に愛された優しさと楽しさ、そして少しの厳しさに溢れた作品が、やっと日本でも公開される。それが、今回紹介する作品『エヴァとステファンとすてきな家族』である。
 数多くの映画祭に出品され、多くの賞を受賞したこの作品の舞台は70年代のストックホルム。おりしも世界にはフラワー・ムーヴメント(ヒッピーね)が吹き荒れた後、既存の体制にNO!を突きつけた若者たちが自分たちらしい生き方を探し、実践していたそんな時代。もちろん、ここストックホルムにもそんな暮らしを実践している仲間たちが居た。彼らが暮らすのはコミューン。映画はこういったコミューンのひとつを舞台に展開するユーモアと愛情いっぱいの人間関係の物語である。
 この作品を監督したのは、劇場長編デビュー作『ショー・ミーラヴ』が世界中で絶賛されたルーカス・ムーディソン。この作品は彼の劇場長編第二作目となる。前作同様、脚本も担当しているルーカス・ムーディソンだが、彼自身はこの作品を作ろうと思った動機について「ある展覧会(それは1964年から1974年のスウェーデンのポリティカル・アートを回顧した展覧会。“左に傾倒していた頃”というようなタイトルです)に大きな感銘を受けて、あの時代のムーヴメントにおいて、何が「善」で何が「悪」だったかという概念を理解したかったこと。その理想が現実の壁にぶつかった時にどうなるのかにも興味があった」、「(この映画に登場する)キャラクターの持つ理想とユートピア的な夢に対する多大な共感を持ってプロジェクトをスタートさせたから、全体的に悲しさは少なく、楽しさに満ちた話になった。」と語っている。
 監督が語るように、この作品『エヴァとステファンとすてきな家族』はコミューンで暮らす仲間たちと彼らを取り巻く人たちに暖かい眼差しを向けた作品となっている。男権主義者もいれば、それに反対してレズビアンになったフェミニストもいる。バリバリのコミュニストもいれば、自由主義者もいる。そんな中で男女の想いが交差して、今まで一緒に暮らしていなかったグループ仲間の妹が、夫婦関係のもつれから、子供を連れてコミューンに引っ越してきて、部屋が足りなくなったりして・・・・。
 多分、アメリカでこの時代のコミューンを描けば、必然的にベトナムというシビアな問題に行き着くし、ドラッグの問題も出てくるはず。そういった部分を抜きにしてお互いのことに深く干渉しないコミューンの人間模様を描けたのは北欧という土地柄(で、北欧の映画)なのかなと感じたりもする。日本では未公開のラッセ・ハルストレムの作品などにもそういう空気が満ちているし、ここでも子供たちの気持ちの描き方とかが本当にうまくて、自然とスクリーンに入り込んで、笑って、少し悲しんで、でもハッピーになったりしている。本当に優しい気持ちになりたい人にはお薦めの作品です。音楽もアバなどあの頃の懐かしい曲が流れていますので、その世代の人には懐かしいと思いますよ(日本でもあの頃の狭山のアメリカ村なんかを舞台にした映画、誰か撮りませんかね)。

ストーリー
「両親の喧嘩から、母親と転がり込んだ叔父さんのコミューン“Together”での日々」
 1975年のストックホルム。両親の夫婦喧嘩の結果、家を飛び出すことになった母親のエリザベートといっしょにエヴァとステファンは叔父のヨーランが住む所に転がり込むことになった。叔父のヨーランが住むところは、色んな仲間たちも暮らしているコミューン“Together"というところだった。そこには叔父さんのヨーラン、叔父さんの恋人のレナ、いつも難しいことを言っているエリック、シンネとシグヴァルドと息子のムーン、料理が得意のクラス、怒りっぽいラッセと彼の昔の奥さんだったアンナ、彼らの子供テトが暮らしていた。そしてお隣にはこのコミューンを不快に感じている家族が住んでいた。
 “Together”での日々は、エヴァが隣の息子と恋をしたり、テレビが入ることで揉め事が起きたりと色々な出来事が起こりながら過ぎていく。
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