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『dot the i/ドット・ジ・アイ』
dod the i
配給:エスピーオー
オフィシャルサイト:
http://www.dot-the-i.jp/index.html


キャスト スタッフ データ
ガルシア・ベルナル
ナタリア・ヴェルベケ
ジェームズ・ダーシー
トム・ハーディ
チャーリー・コックス
監督、脚本:マシュー・パークヒル
製作:メグ・トムソン
   ジョージ・ダフィールド
撮影:アフォンソ・ベアト
編集:ジョン・ハリス
衣装:ルイーズ・シュターンスワード
音楽:ジャヴィア・ナヴァレテ
2003年/イギリス、スペイン/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/1時間32分

イントロダクション
「サンダンス映画祭が熱狂!単なる三角関係系の凡庸なラブストーリーかと思いきや、後半に思わぬ展開が待っている面白みに満ちた作品」 
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 映画の面白さのひとつに“騙される快感”というものがある。画面の中に引き込まれるだけ引き込まれて、ラストはそうきたのかという心地よさ。今回紹介する作品『dot the i/ドット・ジ・アイ』はそんな映画的な楽しみに満ちた作品である。
 恋人のプロポーズを受け入れ、結婚を控えた美しき女性。その夜、レストランで彼女は女友達と独身最後のパーティーを楽しんでいた。“ヘン・ナイト・パーティー”と呼ばれるそのパーティーではその場にいる男性の一人を選びキスをするのがルール。それはちょっとしたお遊びなのだが、彼女はそこで自分の選んだ男と恋に落ちてしまうという感じに始まっていくこの作品『dot the i/ドット・ジ・アイ』。ここだけ聞くと、優柔不断な1人の美しい女性と2人の男の単なる三角関係の話のように思えるのだけれども、このストーリーが後半にがらりと展開を変えていく。この映画の本当の面白みはそこから始まっていくんだけど、これは話すこと自体が反則だと思うので書きません。
 この作品『dot the i/ドット・ジ・アイ』は2003年のサンダンス・フィルム・フェスティバルで大きな話題をさらった作品のひとつである。最初はありがちな三角関係のラブ・ストーリーかと思いきや、がらりと変わっていく展開に多くの観客が拍手喝采したという。
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 監督、脚本はこの作品が劇場長編デビュー作となるマシュー・パークヒル。短編映画では各国の映画祭で数々の受賞を果たしているというパークヒル監督だが、その才能は映画だけに留まらず、詩人、小説家としても認められ、大学教授までやっていた。
 この作品『dot the i/ドット・ジ・アイ』のアイデアについてパークヒル監督は、パリのレストランで“ヘン・ナイト・パーティー”に偶然出くわしたときに思いついたと語る。最初はそれを小説にしようと考えていたが、短編映画を何本か撮るうちに映像化したいと思い始め、2000年のカンヌ映画祭でかってチームを組んでいたプロデューサーに話を持ちかけ、映画化が動き出した(この作品を観たからこそ、監督自身によるノベライズも読んでみたいですね)。 この一見、三角関係のラブ・ストーリーを演じる魅力的なキャストは、美男のひとりに『アモーレス・ペロス』で鮮烈な印象を残し、その後『天国の口、終わりの楽園』など出演作が相次ぐガエル・ガルシア・ベルナル。ヒロイン役に今後要注目のアルゼンチン出身の女優ナタリア・ヴェルベケ。もうひとりの美男役に『マスター・アンド・コマンダー』のジェームズ・ダーシー。パークヒル監督は『アモーレス・ペロス』を観て「この役はガエルしかいない」と思い、たまたまロンドンに留学していたガエルに脚本を送ったという。この「面白いばかりでなく、ある意味怖い話だった」という脚本に魅了されたガエルは「この役は誰にも渡したくない」と思い、出演を快諾。オーディションで入ってきた瞬間に、パークヒル監督が「この役は彼女しかいない」とひらめいたというヒロイン役のナタリアは、2人の男性に出会い、ジレンマに陥るというこの作品のラブ・ストーリー的な面に惹きつけられたという。映画の中でも印象的な映像シーンだが、その撮影はアルモドバル作品の多くを担当し、世界的な評価を獲得しているブラジル人撮影監督 アフォンソ・ベアトが担当している。ちなみにタイトルの『dot the i』とは「細かいところまで注意を払う、詳細に記す」などの意味がある。
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 初めにも書いたが、こういう作品はストーリーの肝となる部分を話すこと自体が反則だと個人的には思うので(最近はそこまで書いてあるほうが多いのだけどね)、これ以上は書きません。僕自身は、前半のこれでもかと思うような凡庸な三角関係の恋愛話(正直、長く感じました)が、がらっと性格を変えてラストまで行ったときにはそんな前半のことなど忘れ、十二分に満足をしていました。公開はまだ少し先ですが、この快感をぜひ、劇場に足を運んで味わってください。

ストーリー
「結婚間近の女性がもうひとりの男に心惹かれ・・・・」
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 彼女の名前はカルメン。彼女はストーカーと化した恋人から逃げてきたロンドンでひとりの心優しい男と出会った。彼の名はバーナビー。郊外の邸宅で、働かずに優雅に暮らしている。カルメンに何でも与えてくれるバーナビー。彼からのプロポーズをカルメンは受け入れた。
 そして、そのプロポーズを受けたお祝いにレストランで女友達と開いた独身最後のパーティー“ヘン・ナイト・パーティー”。明日からはひとりの男と一生の愛の生活が始まる女性は、このパーティーでその場にいる一番いい男を指名し、キスをするというゲームがある。それはゲームのはずなのだが、彼女はキスをした男と一瞬で恋に落ちてしまう。男の名はキット。ふたりは何度か会ううちにより一層惹かれあっていく。そして、結婚式の当日がやって来る・・・・。
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