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『ディープ・ブルー』
DEEP BLUE 
配給:東北新社
オフィシャルサイト:http://www.deep-blue.jp/


キャスト スタッフ データ


監督、脚本:アラステア・フォザーギル
      アンディ・バイヤット
製作:アリックス・ティッドマーシュ
   ソフォクルス・タシュリス
撮影:ダグ・アラン
   ピーター・スクーンズ
   リック・ローゼンタール 他
編集:マーティン・エルズベリー
音楽:ジョージ・フェントン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ナレーション:マイケル・ガンボン
2003年/イギリス・ドイツ/カラー/アメリカン・ヴィスタサイズ/ドルビーデジタル/1時間31分

イントロダクション
「母なる地球の海に暮らす生物たちを捉えた大画面で体感すべき壮大な素晴らしいドキュメンタリー作品」
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 小学生の頃、図書館で好きな本を読んでいいという授業があった(あれは何の時間だったんだろうか)。そんな時に一番人気の本が図書館に唯一入っていた漫画「はだしのゲン」で、その次に人気のあったのが海洋冒険家(海洋学者)クストーの図鑑だった。周囲を海に囲まれたところに暮らしていた環境もあっただろし、確か日曜の夜のテレビ番組で彼の海洋冒険なんかを放映もしていたので、クストーは人気があったのだ(単純に写真が多かったからということもある)。そんなクストーが劇映画デビューを果たす前のあのルイ・マル監督の協力を得て作り上げた作品がある。それが海中という世界を撮った海洋ドキュメンタリーの金字塔ともいうべき作品『沈黙の世界』だ。1956年に製作されたこの作品はカンヌ国際映画祭のパルムドール、アカデミー賞のドキュメンタリー長編賞を受賞している。その後、リュック・ベッソン監督による『アトランティス』、レニ・リーフェンシュタール監督の遺作となった短編『ワンダー・アンダー・ウォーター』など海の神秘、美しさをテーマとしたドキュメンタリー作品が公開されているが、『沈黙の世界』を超えてはいない(最近のネイチャー・ドキュメンタリーでは地球を旅する渡り鳥たちの長大な旅路を追った『WATARIDORI』が素晴らしく印象深い作品だった)。今回紹介する作品『ディープ・ブルー』は海とそこに暮らす生物たちをテーマとした壮大なドキュメンタリー作品である。
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 この作品は本当に広大な海に暮らす生物たちの姿を追ったドキュメンタリー作品である。そこには過剰な演出は存在しない。極端な言い方をすれば、ただ淡々と海の生物たちの生活を捉えていくだけである。その姿は時に美しさを示したり、時にユーモラスさをかもし出したり、時に残酷さを露呈したりする。そういった部分では『沈黙の世界』以来の素晴らしい海洋ドキュメンタリー映画の登場ということが出来るだろう。
 この作品を制作したのは、良質なドキュメンタリー作品を発信し続けているイギリスのBBC、その中でも40年以上にわたり、良質なネイチャー・ドキュメンタリーを製作し続けているBBCナチュラル・ヒストリー・ユニットである。元々はドイツの映画会社であるグリーンライト・メディアのプロデューサー ソフォクルス・タシュリスが「大スクリーンで雄大な自然を見せたい」ということでBBCナチュラル・ヒストリー・ユニットに持ち込んだ企画だった。そのアイデアに興味を示したBBCナチュラル・ヒストリー・ユニットのプロデューサー アリックス・ディドマーシュとの二人により、この作品のプロジェクトはスタートする。それは最初の1年間は、どこに行けば撮ろうとしている生き物に会えるのかということを何百人もの科学者などからリサーチすることに費やし、その後、20もの撮影チームを組み、200箇所のロケ地(日本も入っている)で4年半にわたる撮影を慣行するという長大な企画となった。この撮影はロケに行っても何一つ撮れずに戻ってくることも、3年間通い、待ち続けて決定的なシーンを撮影できることもあったという。こうしたことについてソクフォルは「自然をコントロールすることは出来ない。起きて
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欲しいことを辛抱強く待つしかないんだ。それは今この瞬間かもしれないし、1時間後、2年後かもしれない。『ディープ・ブルー』にしかありえない状況は、それは欲しい映像を撮るために長く長く待つだけの辛抱強さが必要だったことだ。」と語っている。莫大な量のフィルムと7年間にもわたる長大な期間をかけて完成した90分間の壮大なフィルムは『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』などの名優マイケル・ガンボンの最小限のナレーション、『ガンジー』などの作品でアカデミー賞に5回ノミネートされているジョージ・フェントンの音楽によって綴られていく。演奏は世界最高峰のオーケストラであるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が担当している。彼らが映画音楽を引き受けるのはこの作品がはじめてである。
 クジラ、ペンギン、シャチ、サメ、ホッキョクグマ、アシカ、深海の生物たちなど海に暮らす生物たちの姿を捉えたこの作品は雄大で美しく、そして過酷である。でも、それが自然というものなのだという説得力をこの作品は持ち、訴えてくる。そこが最高に魅力的なのだ。何も考えずに大きなスクリーンで体験するダイナミズム。こういった作品はデートはもちろん、子供がいるなら一緒に観てもらえればなと思ったりもする。その映像からきっと何かを感じるはずなのだから。本当に大画面で体感して欲しい作品です。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「この地球の広大な海に暮らす生物たちの壮大なストーリー」 
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 マザーネイチャーたる地球。その大部分を構成する海。映画はこの海に暮らす様々な生物たちを追い始める。アホウドリたちが密集する孤島、えさを追い求め舞うカツオドリ、そしてそのえさを海中で追い求めるイルカ、サメ、クジラ。海のハンター シャチ、彼らはアシカやクジラの子供に奇襲を仕掛ける。美しいサンゴ礁の世界、グロテスクさと神秘が入り混じる深海の世界。繁殖地を目指してのペンギンの大移動。生きるために狩をするホッキョクグマの親子。イルカのダンス。そして地球最大の生物シロナガスクジラ。時には残酷で、時にはユーモラスなこの地球の海の生物たちの生態をカメラは捉え、追い求めていく。
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