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『クリスタル・ボイジャー』
配給:グラッシィ
オフィシャルサイト:
http://glassymovie.jp/crystalvoyager.htm


キャスト スタッフ データ
ジョン・グリノー
ナット・ヤング
リッチー・ウェスト
監督、製作:デヴィッド・エルフィック
脚本、撮影、編集:ジョン・グリノー
撮影、編集:アルバート・ファルゾン
撮影:グレッグ・ウィーヴァー
編集:ロンダ・マクレガー
音楽:G.ウェイン・トーマス
   ボビー・ギバート
   ピンク・フロイド
1972/オーストラリア、アメリカ/35o/カラー/ヴィスタサイズ/1時間19分

イントロダクション
「『ビッグ・ウェンズデー』の水中撮影のシーンを撮ったカメラマンによる傑作サーフィン・ドキュメンタリーが30年以上の時を経て、日本初公開」
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  この夏(2004)に東京で公開され話題となった作品に『ステップ・イントゥ・リキッド』というサーフィン・ドキュメンタリーがあった。この作品の面白さは超一流のプロたちによる華麗かつ豪快な波乗りのシーンはもちろん、初めてサーフィンに挑戦する子供たちや事故により身体に障害を抱えても波に乗る青年など、単なるビッグ・ウェーブを捉えたサーフィン映画ではなく、それぞれの生き方や人生という部分を描いていたことだ。だから、サーファー以外の層にも受け入れられたのだと思う。このサイトでは他にも幾つかのサーフィン・ドキュメントと呼ばれる作品を取上げているのだが、それらの作品は共通してそういった生き方を感じることが出来るものとなっている。その生き方をより分かりやすくするなら、“自分らしく生きる”、“スロー・ライフ的人生”となるのだろうか。今回紹介する作品『クリスタル・ボイジャー』も正にそういった面を捉えたサーフィン・ドキュメンタリーである。
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 この『クリスタル・ボイジャー』という作品は1972年に製作された、ほとんどの人は知らないと思うが、サーフィン・ドキュメンタリーの世界では長い間語り継がれてきた傑作である。傑作とされる大きな理由は、後に決定的なサーフィン・ブームを巻き起こす作品『ビッグ・ウェンズデー』(1978)の水中撮影のシーンを撮ったカメラマンが、この作品の脚本/出演/撮影を努めているジョージ・グリノーだったからだ(水中撮影という面で、サーフィン映画に画期的な影響を与えたのは『エンドレス・サマー』のブルース・ブラウンとこの『クリスタル・ボイジャー』のジョージ・グリノーである)。そして、そのジョージ・グリノーが撮影した波(ループ)の映像を編集し、ピンク・フロイドの長大な名曲“エコーズ”にのせた後半のサイケデリックで圧倒的な映像表現にある。作品はサーフィン・ドキュメンタリー映画として興行的にも成功した数少ない作品のひとつであり、当時のカンヌ映画祭にも出品され、好評を博している。
 監督、製作は『裸足の1500マイル』のデヴィッド・エルフィックが担当している。
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 映画は自分にとってより良い環境を求めるひとりのサーファー、イノベーターとしてのジョージ・グリノーの日常を捉えていく。サーフ・ボードを自作し(作品中にも彼の考案したニー・ボードと呼ばれる座りながら乗るボードなどが出てくる)、小型艇を車のように改造し、最終的には1台のクルーザーを自分流に作り上げ、数人の仲間とサーフィンが密着した旅へと出て行く。そこにあるのは“Do It Yourself”、より自分らしい方向で生きていく、人生を楽しむという今でいう“スロー・ライフ”の精神である。こういう時代だからこそ、サーフィンのシーン以上にそう いった彼らの生き方が間違いなく訴えかけてくる作品であろう。後半の超広角レンズで捉えた波のシーンを編集し、ピンク・フロイドの名曲“エコーズ”をのせた映像は80年代にちょっと流行った「ドラッグ・ムービー」なるもの以上にドラッグでサイケデリックな映像である(CGなどは存在しない30年以上前の映像とは信じがたいくらいの素晴らしさ、心地よさを持っている。ちょっと驚愕です)。内容的にはジョージ・グリノーの物語とは別物の作品と考えた方がいいかもしれないが、こういう感覚は映画の持つ自由を求める雰囲気には合致しているし、このサイケデリックなピンク・フロイドの音楽が、今のサーフィン映画のアンビエントな音楽に受け継がれてきたのかと考えることも出来る(ちなみにジョージ・グリノーの物語の中で使用される音楽はレイドバックしたフォーキーなもの)。サーフィン好きはもちろん、自分らしい生き方を考えている人など、ぜひ、劇場に足を運んでください。   

ストーリー
「サーファーであり、イノベーターのジョジ・グリノーが求めた自由な生活」
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  ジョジ・グリノーはサーフィンのメッカというべき地から離れた土地に暮らし、自らの手でサーフボードを作り上げるなど“Do It Yourself”の精神で暮らすサーファーであり、イノベーターだ。彼は自分の楽しみと生活のために水中撮影も行っている。今日もアクション映画の水中撮影のシーンを行ってきたばかりだ。そんな彼はより波と密着した自由な生活を求め、クルーザーを自らの手で補修し、作り上げていた。クルーザーが完成し、彼は仲間とサーフボードともに海原へと旅立っていく。
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