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『コンフェッション』
Confessions of a Dangerous Mind
2002年/アメリカ/1時間53分/カラー/シネマスコープ
/ドルビーSR・ドルビーデジタル・dts・SDDS
配給:ギャガ・ヒューマックス
オフィシャルサイト:
http://www.confession.jp/intro.html

キャスト スタッフ データ
サム・ロックェル
ドリュー・バリモア
ジョージ・クルーニー
ジュリア・ロバーツ
ルトガー・ハウアー
マギー・ギレンホール
監督・製作:
    ジョージ・クルーニー
製作総指揮:
    スティヴン・ソダーバーグ
    ランド・ラヴィッチ
製作:アンドリュー・ラザー
脚本:チャーリー・カウフマン
撮影監督:ニュートン・トーマス・シーゲル
美術:ジェームズ・D・ビッセル
衣装:レニー・エイプリル
編集:スティーヴン・ミリオン
※2003年 ベルリン国際映画祭 最優秀主演男優賞
※ナショナル・ボード・オブ・レビュー 特別映画制作者賞、最優秀脚本賞
※トロント批評家協会賞 最優秀新人監督賞
※ラスベガス批評家協会賞 最優秀作品賞

イントロダクション
「最高のキャストとスタッフが集結したジョージ・クルーニーの初監督作品」 
ジョージ・クルーニーの初監督作品ということで製作段階から大きな話題になっていた作品が、この『コンフェッション』である。話題性はそれだけではなく、ドリュー・バリモア、ジュリア・ロバーツ、サム・ロックウェル、ルトガー・ハウアー、マギー・ギレンホールという新旧取り混ぜた豪華な出演者、今のハリウッドで一番の脚本家 チャーリー・カウフマン(『マルコビッチの穴』)による脚本、スティ−ヴン・ソダーバーグの製作、そしてアメリカのテレビ業界の伝説的なプロデューサー チャック・バリスの自伝の映画化であることなど、その完成が本当に待望されていた作品である。完成した作品は、ベルリン国際映画祭でサム・ロックウェルが最優秀主演男優賞、ラスベガス批評家協会賞では最優秀作品賞などの映画賞を受賞、マスコミ、観客からの絶賛を浴びるなど、話題性に違わぬ評価を獲得している。
 この作品は元々、ブライアン・シンガー監督(『X-メン』)、ジョニー・デップ、ジョージ・クルーニーらの出演で映画化が計画されていたが、資金面の問題から頓挫。その後、紆余曲折を経て、映画化への執念が最も強かったジョージ・クルーニーが監督・製作を行うことになった。彼自身は、監督をやりたいとは最初からは考えていなかったと語っている。それを動かしたのがチャーリー・カウフマンによる脚本であり、それを可能にしたのがチャック・バリスによる自伝であった。
 チャック・バリスは日本でも放送されていた素人参加番組『ゴング・ショー』や『デート・ゲーム』といった数々の人気番組(そして、世界中で模倣された)を作り出したテレビ・プロデユーサーである(日本で言えば、井原高忠氏のような存在か)。その彼が発表した自伝はテレビ界の裏を書いたものかと思いきや、それにプラスしてCIAの非合法工作員として、要人などの暗殺を行っていたという告白も書かれていたのだった。当然、この話はまともに受け取られず、本はセールス的に大失敗となる。ただ、この話をアメリカ的な大法螺話の系譜と取るか、真実と取るかはこちら次第だし、真実が明らかになるとしても何十年も先の話だろう。
 とにもかくにも、ジャック・バリスという男の人生をディック・クラークなどの証言を交えながら、サスペンス的に描いたこの作品『コンフェッション』。アメリカというものが持つカルチャー、暗部、アメリカン・ドリームなどに興味のある方にはお勧めの作品。間違えても『オーシャンズ11』は期待しないように。また、ジャック・バリスなどについて多少の知識があったほうが、面白く観られる作品です。その辺も考慮の上、ぜひ、劇場でご覧下さい。

ストーリー
「天才TVプロデユーサーにして、CIAの工作員?」
 髭も生え放題、髪もぼさぼさの下着姿のままでホテルの一室に閉じこもり続ける男。彼はあることにおびえ続けていた。彼の名はジャック・バリス。『ゴング・ショー』、『デート・ショー』など立て続けにヒット作を製作してきた天才テレビ・プロデユーサーだ。
 1950年代後半のアメリカ。「これからはテレビが世界を変える」と確信したエネルギッシュな若者チャック・バリスは、NBCテレビの案内係から業界でのキャリアをスタートさせる。彼はテレビで成功することと同時に、身分を偽ってまで女性との関係を持ちたがるという仕事とセックスの両方に欲望を持つ男だった。
 1960年代 ABCテレビの臨時社員になったチャックは、同社の人気番組「アメリカン・バンドスタンド」の司会者ディック・クラークの口利きで全米トップ3にまでなったヒット曲を生み出していた。そんな時期に彼はベニーという運命的な女性に巡り会う。彼と彼女を結びつけたのは、セックスに対して好奇心旺盛で、放任主義者であるという点だった。彼女と付き合い始めて、テレビ番組のアイデアが続々とひらめくチャックだったが、結果は全てが不採用であった。
 バーで飲んだくれ、意気消沈している彼に謎の男が声をかけてくる。男はチャックをCIAの工作員(暗殺者)としてスカウトしたいと言う。仕事にあぶれていたチャックは承諾し、メキシコでの訓練に参加。暗殺の任務を遂行して、帰国する。帰国した彼を待っていたのは、ABCの社長からの連絡だった。以前、彼がプレゼンをし、だめになった企画「デート・ショー」の放送が決定したのだ。昼の放送から始まったこの番組は着実に任期を延ばし、ゴールデンタイムへと進出する。そして、天才プロデューサー チャック・バリスの華々しいキャリアが始まる。もちろん、それはCIAの工作員としての二足の草鞋を履きながらのキャリアだったが・・・。
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