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『ブラウン・バニー』
配給:キネティック
オフィシャルサイト:
http://www.kinetique.co.jp/brownbunny/index.htm

キャスト スタッフ データ
ヴィンセント・ギャロ
クロエ・セヴィニー
プロデューサー、監督、脚本、撮影監督、美術:ヴィンセント・ギャロ
音楽:テッド・カーソン、ジェフ・アレクサンダー、ゴードン・ライトフット 他
2003年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品

2003年/アメリカ/カラー/35ミリ/
ヨーロピアン・ビスタ・サイズ/
SRD/1時間30分

イントロダクション
「2003年度のカンヌで波乱を起こしたヴィンセント・ギャロの劇場監督最新作」 
 映画の世界のみならず、音楽、ドローイングや写真などのアートの世界でも大きな注目を浴びているヴィンセント・ギャロ。彼の才能が大きな注目を浴びたのは自らの生まれた地をタイトルにつけた映画『バッファロー'66』。日本でも大ヒットしたこの劇場監督デビュー作品で、彼は多くの観客を魅了し、メディアからも高い評価を獲得した。そんな彼の『バッファロー'66』以来の待望の監督作品が、この『ブラウン・バーニー』である。
 『バッファロー'66』でも監督以外に脚本、音楽、主演をこなしていたヴィンセント・ギャロだが、この作品『ブラウン・バーニー』は製作、監督、脚本、美術、撮影、編集、音楽(セレクト)、主演と映画のほとんどの部分を自分自身でこなしてしまっている。まさにヴィンセント・ギャロが作りたいと渇望していた作品がここに出来上がっているのかもしれない。ただ、この作品は本人のそういった気持ちとは裏腹の結果を招き、大きな話題となった作品でもある。ご存知の方も多いと思うが、本年度(2003年)のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に満を持して正式出品されたこの作品は上映中に多くの観客が席を去り、酷評の嵐(その中には、ある高名な評論家による「カンヌ史上最悪の作品」という声もあった)にされたのである。絶賛や非常に好意的な評価もあったのだが、この反応にショックを受けたヴィンセント・ギャロは「もう二度と映画は作らない」という旨の発言(後に撤回)をしてしまう。そういった部分でもこの作品に大きな興味を持っている方も多いだろう。ちなみに今回公開されるこの作品はカンヌで上映された作品の後、新たな編集作業などを加えた“完成版”である。
 作品自体は失ってしまった恋人を忘れられないバイクレーサーの男の話である。次のレース地への移動というロードムービー的な中、男なら分かるだろうなという未練たらたらの悲しみの気持ちが、そういった気持ちとは逆の乾いた映像(写真としても成立するだろう)とセンスのいい音楽(テッド・カーソンには驚きました)によってて描かれていく。その気分、映像に引き込まれれば、映画に入りきっていけるだろうが、そうならない場合はなかなか事(こと)が起こらないことに対して退屈さのみが窮まっていくのかもしれない。必ず好きか嫌いかどちらかという反応の出る、そういった意味では見る価値のある面白い作品ではないだろうか。それを自分で確認するためにでもぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「失った恋人を忘れられず、取り戻すための旅」
 ニューハンプシャーで開催されている250ccクラスのオートレース。そこに出場しているレーサーのバド・クレイ。この日、彼は3位に入賞した。レース終了後、彼はバンにバイクを積み込み、次のレースの行われるカリフォルニアへと向かう旅に出てた。それはアメリカを横断する旅であった。その旅の途中で彼はある家に立ち寄ったり、女性たちに出会い、彼女たちと取り留めのないひと時を過ごしたりする。ただ、彼にはどうしても埋められない心のすき間があった。それは失ってしまったかっての恋人ディジーのことだった。自分の心のすき間を埋めてくれるディジーを求めて、バドは旅を続けるのだが。
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