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『僕のスウィング』
Swing
●2002年/フランス/90分/シネマスコープ/ドルビーデジタル/カラー
配給:日活

キャスト スタッフ データ
オスカー・コップ
ルー・レッシュ
チャボロ・シュミット
マンディーノ・ラインハルト
ベン・ズィメット
ファヴィエーヌ・マイ
監督・脚本:トニー・ガトリフ
撮影:クロード・ガルニエ
音楽:マンディーノ・ラインハルト
   チャボロ・シュミット
   アブデラティフ・チャラーニ
   トニー・ガトリフ
※2002年ベルリン国際映画祭《パノラマ》部門正式出品作品

イントロダクション
 「私は偏見や先入観のまったくない純粋な視線を持った一人の少年が、彼にとっては未知の世界を前に、どう対応していくのかを描きたいと思っていました。」と語るのはトニー・ガトリフ監督。失われつつあるロマ文化に関わる作品を撮り続けてきたトニー・ガトリフ監督の最新作が本作。彼の作品には、いつも同じ音楽が流れている。それは何千年もの歴史の中から生み出された、ロマ民族と他民族の音楽が融合してできた魂を揺さぶるジプシーの音楽である。『ガッジョ・ディーロ』ではルーマ二ア・バルカン音楽を、『ベンゴ』ではアンダルシア・フラメンコを、そして『僕のスウィング』ではジプシー音楽とスウィング・ジャズが融合されたマヌーシュ・スウィングを思いっきり陽気に響かせる。“マヌーシュ・スウィング”は、あの世界的に有名なジャズ・ギタリストのジャンゴ・ラインハルトが生んだ音楽である。ウディ・アレン監督の『ギター弾きの恋』でショーン・ペンが演じた不器用な天才ジプシー・ギタリスト役は、ジャンゴ・ラインハルトがモデルとなっていたのが記憶に新しい。ミラルド役のチャボロ・シュミットの神業的なギターさばきを目にした瞬間、誰もがマヌ−シュ・スウィングの虜になるだろう。当初、ガトリフ監督は、ジャンゴの息子、バビック・ラインハルトと一緒に企画をすすめていたが、バビックの死去により企画は中止された。しかし、「マヌーシュ・ジャズを広めたい」という熱い想いは高まり、ガトリフ監督はジャンゴの第一後継者であるチャボロ・シュミットに映画の出演を頼んだのだ。

ストーリー
夏休みの間、フランスの北部ストラスブ−ルの裕福な地区に住む祖母の家に預けられた10歳のそばかす顔の少年マックス(オスカー・コップ)は、街の酒場で、いつも演奏しているマヌ−シュ・ギターの名手ミラルド(チャボロ・シュミット)の軽やかなギターの音色に心を奪われる。どうしてもギターを手に入れたいマックスは、彼らの居留するストラスブールの郊外を訪れ、ギターを売っている黒い大きな瞳を持つ少年のようなロマの娘スウィング(ルー・レッシュ)から、自分のウォークマンと引き換えに粗悪な中古のギターを押しつけられた。それでもマックスはミラルドに直接ギターを教えてもらえるよう交渉し、読み書きのできない彼のかわりに手紙を代筆する条件でギターを教わることになった。  初めてのギター・レッスンの後、ミラルドにマックスを送るように頼まれたスウィングはマックスを秘密の抜け道に案内する。そこは、材木置き場でスプリンクラーがまわりっぱなしのどろんこ道。そんな道で手に入れたばかりのギターが濡れないかと心配するマックスだが、思いがけない冒険にドキドキしながら、ギターを抱え、ずぶ濡れになって必死に走り抜ける。さらに、スウィングに連れられて入った森の中で、マックスは、足元をふらつかせた拍子にギターを川の中に落としてしまう。「買ったばかりのギターが!!」と叫び、川の中に飛び込むマックスを見て笑い転げるスウィング。マックスは濡れたスウィングの小さな胸のふくらみに、初めて女の子を意識する。
(C)PRINCES FILMS-2002
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