「50年代後半から70年代の前半までを駆け抜けるように生きたボビー・ダーリンの人生」
ナイトクラブへのステージへと向かうボビー・ダーリン。ステージで歌い出すが思うように行かない。それはボビー・ダーリン自身の映画撮影されている現場だった。その時、セットの向こう側に彼が見たのは自分の子供時代を演じる少年だった。彼の一言でボビー・ダーリンは自分が育ったブロンクスの街のあのアパートメントへと戻っていく。そこには心臓病のため、15歳までしか生きられないだろうと断言された少年がいた。ここからウォルデン・ロバート・カソット、ボビー・ダーリンの人生は始まる。 |