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『ベルヴィル・ランデブー』
LES TRIPLETTES DE BELLEVILLE
配給:クロックワークス


キャスト スタッフ データ
声の出演:
ジャン=クロード・ドンダ
ミシェル・ロバン
モニカ・ヴィエガス


オフィシャルサイト:
http://www.klockworx.com
/belleville/

監督、脚本、絵コンテ、グラフィックデザイン:
 シルヴァン・ショメ
製作:
  ディディエ・ブリュネール
  ポール・カデュー
美術:エフゲニ・トモフ
アニメーション・スーパーバイザー:
  ジャン=クリストフ・リー
  ブノワ・フルモーン
3Dアニメーション監督、特殊効果、コンポジットデザイン:
  ピーター・ファン・ファウテ
編集:
シャンタル・コリベール=ブリュネール
音楽:ブノワ・シャレスト
※2003年ニューヨーク映画批評家協会賞 最優秀アニメーション映画賞 受賞
※2003年ロサンゼルス映画批評家協会賞 最優秀アニメーション映画賞、最優秀作曲賞 受賞
※2003年ボストン映画批評家協会賞 最優秀外国語映画賞 受賞
※2003年サンディエゴ絵愛が批評家協会賞 最優秀アニメーション映画賞 受賞
※2003年シアトル映画批評家協会賞 最優秀アニメーション映画賞 受賞
※2003年セザール賞 最優秀音楽賞 受賞
ほか各種映画祭にて受賞

2002/フランス、カナダ、ベルギー/ヨーロピアンビスタサイズ/ドルビーデジタル/1時間20分

イントロダクション
「フランスの若きアニメーション作家 シルヴァン・ショメによるノスタルジックでシュールでポップ、そして最高にスイングするアニメーションの傑作」
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  2003年度ニューヨーク映画批評家協会賞 最優秀アニメーション映画賞、2003年度ロサンゼルス映画批評家協会賞 最優秀アニメーション映画賞、最優秀作曲賞、2003年度ボストン映画批評家協会賞 最優秀外国語映画賞など数多くの映画祭で受賞、2003年度アカデミー賞 長編アニメーション映画賞、歌曲賞にもノミネート、フランスでは100万人を動員する大ヒット、アメリカでも当初の予定から大幅に拡大ロードショーされるなど、高い評価と圧倒的な支持を受けたフランス発のアニメーション映画が日本でも公開される。それが今回紹介する作品『ベルヴィル・ランデブー』である。
 映画の主人公は、おばあちゃんと孫。両親も友人もいない孫が子供の頃に唯一夢中になった自転車。おばあちゃんはそんな孫の興味を育み、厳しい訓練を続け、ついにあの“ツール・ド・フランス”に出場するまでの選手に育て上げる。そして、“ツール・ド・フランス”のレースが始まり、孫がレース中に誘拐されるという事件が起きる。孫を救い出すためにおばあちゃんの冒険と捜索が始まるというのが、この作品の物語。この粗筋だけみると「ありきたりな冒険譚か」と感じるかもしれないが、こうした粗筋以上に、カリカルチャされたキャラクターの姿、台詞のほとんどない展開、バックに流れる強烈にスイングする音楽などが一体化したリズムのような作品となっている。
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 この音楽のように強烈にスイングする作品を生み出したのが、フランス出身のアニメーション作家シルヴァン・ショメ。小さい頃から“タンタン”などの漫画に興味を持ち、漫画家になりたいと思っていたというショメは名門漫画スタジオに入った後にイギリスに渡り、ふとした巡り合わせからアニメーターの世界に足を踏み入れている。現在、カナダを活動の拠点とするショメは1997年に『LA VIEILLE DAME LES PIGEONS』(老婦人とハト)という短編がアカデミー賞 短編アニメーション映画賞にノミネートされるなど世界中の映画祭で受賞及びノミネートされたことで大きな注目を浴びた。実はこの作品はショメにとって構想から完成まで10年も掛けた初めてのアニメーション映画であった。そして、『ベルヴィル・ランデブー』は彼にとって初めての劇場用長編アニメーション作品であり、こちらも先述したように数多くの映画祭で受賞及びノミネートを果たしている。この作品『ベルヴィル・ランデブー』について、ショメ監督は「この作品は『LA VIEILLE DAME LES PIGEONS』の3倍の長さなのに半分の時間(5年)で完成しました。プロデューサーからは最初、3つのパートから成る長編を作り、老婦人を主人公にしてはどうかと提案されましたが、私は気乗りしませんでした。そこで三つ子の姉妹という設定で、3人分のパートを考えました。その中の2人目のパート“老婦人と自転車”を展開させ始めたら、映画を1本撮るだけのアイデアに満ちていることに気づきました」と語っている。その後、権利の関係からキャラクターの変更を余儀なくされたりなどという困難はあったが、そういった部分も物語に新たな広がりをもたらしたという。
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 オープニング、モノクロのキズだらけの映像の中で繰り広げられるボードビルショー。流れる強烈なスイング・ジャズ。ノスタルジックでパワーみなぎるその映像に引き込まれていると画面が引き、それが深夜のテレビでの放送だったことを知る。それを見ているのは極端なまでにカリカルチャされた子供とおばあちゃん。これらのノスタルジックさ、極端なまでにカリカルチャされたキャラクター、強烈なスイングに、ポップな感覚やシュールさを加えていく物語は、おばあちゃんと孫が“ツール・ド・フランス”で勝利を手にするハートウォーミングな内容と思いきや、孫はレース中にさらわれ、おばあちゃんによる追跡が始まるという想像もしない方向へ走り始める。しかも台詞はほとんどない。それでも、強烈なスイング感に身を任せられれば、この作品の面白さを存分に楽しめるはず。そう、これは物語も、そのキャラクターも、映画の根底を流れるスイング感、リズムで感じさせてしまう映画なのである(だから、観終わって気に入ったなら、強烈にサントラが欲しくなるはず)。作品に登場し、オマージュを捧げられている実在したキャラクター(ジャンゴ・ラインハルト、ジャック・タチ、ジョセフィン・ベイカー、フレッド・アステアなど)もリズム、スイングにこだわった方々だし、“ツール・ド・フランス”も考えてみればリズムの駆け引きみたいなもの(ちなみにこのレースのシーンには往年の名選手も出ているそうです)。その強烈にスイングするリズムに身を任せ、このノスタルジックで、シュールで、ポップな傑作アニメーション『ベルヴィル・ランデブー』の素晴らしさを味わっていただければと思う。最高に楽しく、踊りだしたくなるかもしれませんよ。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「“ツール・ド・フランス”で孫を誘拐されたおばあちゃんの孫を探す冒険が始まる」
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  第二次世界大戦後まもないフランス。ここでおばあちゃんと暮らす孫のシャンピオン。両親もなく、友達もいない内気な彼が唯一興味を持ったものはおばあちゃんがプレゼントした三輪車だった。それから時は流れる。青年となったシャンピオンはこの日もおばあちゃんと厳しいトレーニングを続けていた。自転車できつい坂を上り、家では筋力アップのトレーニング、おばあちゃんはシャンピオンのトレーナでもあった。おばあちゃんとシャンピオンが目指すのは自転車レースの最高峰“ツール・ド・フランス”。シャンピオンはその最高峰のレースに参加することが決まっていた。そして、スタートしたレース。シャンピオンは先頭集団から遅れていたが、おばあちゃんの後押しにより、先へ先へと懸命にこぎ続けていた。しかし、おばあちゃんの乗っていたバンがパンクし、シャンピオンの姿を失ったとき、事件が起きる。シャンピオンが何者かにより誘拐されたのだった。シャンピオンを探すためのおばあちゃんの冒険が始まる。
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