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『バティニョールおじさん』
MONSIEUR BATIGNOLE
2002年/フランス/103分/カラー/シネマスコープ/
ドルビーSRD
配給:アルバトロス・フィルム
オフィシャルサイト

キャスト スタッフ データ
ジュール・シトリュック
ミシェル・ガルシア
ジャン=ポール・ルーヴ
ゴッツ・バーガー
監督・製作・脚本・出演:
ジェラール・ジュニョ
製作:オリヴィエ・グラニエ
オミニク・ファルジア
脚本:フィリップ・ロプ・キュルヴァル
撮影:ジェラール・シモン
美術:ジャン=ルイ・ポヴェダ
音楽:ハリル・シャヒーン
衣装:マルティーヌ・ラパン
※第10回フランス映画祭横浜正式出品作品
※2002年モントリオール映画祭正式出品作品

イントロダクション
「 私は常に別の人間を演じるというのはどういうことなのか、自問自答しているんだ。つまり、もし自分がジェラール・ジュニョではなくて、警官であったり、ホームレスであったり、今回に限っていえば、戦時中の一介の商人であったりした場合、どんな風に反応するかということを考える。私は、広く言えば歴史全般に惹かれるし、特にこの時代に惹かれるんだ。」監督・製作・脚本・出演と4役をこなしたジェラール・ジュニョはそう語る。ユダヤ人の子供と反ユダヤ的なフランス人との交流はクロード・ベリの“Le Vieil Homme et l'enfant(老人と子供)”などですでに扱われてきたが、本作品で注目すべきところは反ユダヤ思考、迫害に対する受身な姿勢、迫害された者の財産を得て喜んでいる姿…といったいわゆる当時ごく普通に存在したフランス国民像を描いているところである。監督のジェラール・ジュニョは実際に戦時中に肉屋を営んでいた祖父をモデルに描いたと言う。彼は喜劇演劇集団“スプランディド”のメンバーとして注目を集め、『タンデム』等パトリス・ルコント作品の常連であった。監督としても活躍しており、『パリの天使たち』等過去に7作品を手掛けている。子役シモンを演じるジュール・シトリュックはおもにテレビで活躍していた名子役であり、以前から目をつけていたジュニョ自身が出演をオファーした。

ストーリー
1942年、夏。パリはドイツ軍の手に落ちていた。ドイツ軍はフランス国民に対しユダヤ人の一斉検挙の協力を要求する。ユダヤ人たちが次々とスイスへ逃亡する中、ユダヤ人外科医であるバーンスタイン一家は隣人バティニョール(ジェラール・ジュニョ)の娘婿であるナチス・ドイツ支持者ピエール=ジャン(ジャン=ポール・ルーヴ)の密告によって検挙され、バティニョールは図らずして摘発に協力してしまうことになる。ドイツ軍のスプライヒ大佐(ゴッツ・バーガー)に対する協力がもとでピエール=ジャンはドイツ占領軍の公式な委員としてバティニョールを任命し、軍に没収されたバーンスタイン家の大きなアパートもバティニョール家に譲られることになった。ある晩、ドイツ軍後援者のためのレセプションを催すことになったバティニョールが客人を出迎えに玄関のドアを開けてみると、そこにはバーンスタイン家の息子である12歳のシモン(ジュール・シトリュック)が立っていた。シモンはうまく逃げ出し、家族と合流するつもりで、このアパートに戻ったのであった。トラブルを避けるために、バティニョールはシモンをかくまうことにした。しかし家族に内緒にするのが日増しに困難となってきたため、密輸業者の男に近づき、バーンスタイン家から没収されたルノワールの絵画と引き換えに、シモンをスイスへ逃がす手はずを取る。
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