『アルマーニ』
Giorgio Armani: A Man for All Seasons
2000年/イギリス・イタリア/1時間25分/ヴィスタ/
カラー
配給:
コムストック
ジョルジオ・アルマーニ / ソフィア・ローレン / アーノルド・シュワルツェネッガー / リッキー・マーティン / マーティン・スコセッシ / エリック・クラプトン / フィル・コリンズ / ティナ・ターナー / グレン・クローズ / ロナウド / ジャン・レノ / ミシェル・ファイファー / ダナ・キャラン / ジャン＝ポール・ゴルチェ
監督・製作：
ジュリアン・オーザンヌ
製作：ローワン・サマービル
編集：スティ−ブ・ミラー
音楽：ウィリアム・ラヴレイディー
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「ファッションドキュメンタリーの真打にして、一人の男の優れたドラマ」
アイザック・ミズラヒのコレクションの全貌を捉えたドキュメンタリー『アンジップト』、80年代パリのモード界を捉えた『モード・イン・フランス』、『スーパーモデルの日常を追いかけたドキュメンタリー『SUPER MODELS CAT'WALK』、そしてパリコレクションの内幕を皮肉たっぷりに描いたロバート・アルトマンの『プレタポルテ』などファッション界を扱った映画は数多い。そうしたファッション界を扱ったドキュメンタリー作品の真打として登場する作品がこの『アルマーニ』である。タイトルが示すように、この作品は1980年代後半にソフトスーツを考案して、一大ブームを起こし（日本でもある種の象徴みたいになりましたね）、紳士服のパターンを活かした婦人服 -キャリア・ウーマンのためのスーツ- で時代の革命児となったファッション・デザイナー、そしてビジネスマンとしても天才的な男ジョルジオ・アルマーニの1年間を密着し続けた作品である。マスコミの取材にもほとんど応じることがなく、アルマーニを捉えた映画としてもマーティン･スコセッシが撮った20分の短編『MADE IN MILAN』があるのみなので、この作品がいかに重要かつ貴重なものであるかはうかがい知れるはずだ。
彼の表舞台であるファッション・ショーからプライヴェートな空間まで捉えるカメラの中で、彼は今まで語ることがなかった自分の人生についても語っていく。これは人生に成功しながらも常に次のステップを求めていく男の優れたドラマ作品でもあるのだ。ファッション好きはもちろん、人間の生き様に興味を持つ方にも必見の作品です。
「ジョルジオ・アルマーニの1年と初めて語られる半生と想い」
世界で最も成功したファッション・デザイナーであり、ビジネスマンでもある男 ジョルジオ･アルマーニ。2000年現在、会社は設立25年目を向かえ、彼自身は65歳となっている。物語はその夏のイタリア ミラノでのコレクション風景から始まる。ショーには、アーノルド・シュワルツェネッガーらも駆けつけている。その後、友人であるエリック・クラプトンのギター競売のパーティーで彼の服を世界中に広めたハリウッドへ飛び、ミラノ、パリ、ニューヨークとショーやビジネスのために全力を注ぎ込み、時間に追われるように移動していくジョルジオ・アルマーニ。そういった多忙な最中のヴァカンスや自宅でのプライヴェートな時間で初めて語られていく彼自身の半生と想い、彼は「私から学んで欲しい。人生で何をやり、何をやるべきじゃないか。」と映画の中で語り始める。
(C)2000 Maximum Films/LWT/Greenlight Media AG.
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アイザック・ミズラヒのコレクションの全貌を捉えたドキュメンタリー『アンジップト』、80年代パリのモード界を捉えた『モード・イン・フランス』、『スーパーモデルの日常を追いかけたドキュメンタリー『SUPER
MODELS CAT'WALK』、そしてパリコレクションの内幕を皮肉たっぷりに描いたロバート・アルトマンの『プレタポルテ』などファッション界を扱った映画は数多い。そうしたファッション界を扱ったドキュメンタリー作品の真打として登場する作品がこの『アルマーニ』である。タイトルが示すように、この作品は1980年代後半にソフトスーツを考案して、一大ブームを起こし（日本でもある種の象徴みたいになりましたね）、紳士服のパターンを活かした婦人服
-キャリア・ウーマンのためのスーツ- で時代の革命児となったファッション・デザイナー、そしてビジネスマンとしても天才的な男ジョルジオ・アルマーニの1年間を密着し続けた作品である。マスコミの取材にもほとんど応じることがなく、アルマーニを捉えた映画としてもマーティン･スコセッシが撮った20分の短編『MADE
IN MILAN』があるのみなので、この作品がいかに重要かつ貴重なものであるかはうかがい知れるはずだ。
世界で最も成功したファッション・デザイナーであり、ビジネスマンでもある男 ジョルジオ･アルマーニ。2000年現在、会社は設立25年目を向かえ、彼自身は65歳となっている。物語はその夏のイタリア
ミラノでのコレクション風景から始まる。ショーには、アーノルド・シュワルツェネッガーらも駆けつけている。その後、友人であるエリック・クラプトンのギター競売のパーティーで彼の服を世界中に広めたハリウッドへ飛び、ミラノ、パリ、ニューヨークとショーやビジネスのために全力を注ぎ込み、時間に追われるように移動していくジョルジオ・アルマーニ。そういった多忙な最中のヴァカンスや自宅でのプライヴェートな時間で初めて語られていく彼自身の半生と想い、彼は「私から学んで欲しい。人生で何をやり、何をやるべきじゃないか。」と映画の中で語り始める。
