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『アガタ』
agatha
1981年/フランス/86分/カラー/モノラル/
ヨーロピアンヴィスタ
配給:ジェイ・ブイ・ディー

キャスト スタッフ データ
ビュル・オジェ
ヤン・アンドレア
監督・脚本・原作:
マルグリット・デュラス
声:マルグリット・デュラス/
ヤン・アンドレア
撮影: ドミニク・ルリゴール
ジャン=ピエール・ムーリス
音楽: ブラームスのワルツ
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イントロダクション
 マルグリット・デュラスは日本ではもっぱら前衛的な作風の小説家として知られているが、彼女の創作活動は演劇と映画というスペクタクルを抜きには語れない。もっとも、逆説的に、彼女にとってスペクタクルとは究極的に「眼に見えないもの」を上演することに他ならない。原題に「終わりなき朗読」とあるように本作は映画という媒体を用いた朗読劇である。したがって視覚的には、海辺の廃屋と周辺の光景、おそらくアガタとその兄と思われる男女が無言のまま廃屋で過ごす断片的映像しか現れない。この映画は、その冗舌な語りとは裏腹に、沈黙が支配している。その沈黙に気づかせるのは、ブラームスのワルツである。アガタはこれらの曲を幼い頃から母親に強制的に習わされながら、ついに弾きこなせなかった。しかし、彼女の兄はそれを弾くことができた。その抽象的な語りからかろうじて読みとれるのは、兄妹の近親相姦的な強い愛の感情だが、物語からはみ出たその具体性は事件の当事者意外には決して共有しようがない。

ストーリー
30歳前後のアガタ(ビュル・オジェ)と彼女の兄(ヤン・アンドレア)は、母親の亡くなった8ヶ月前以来、久しぶりに冬のヴィラ・アガタで出会う。アガタは翌朝4時に、ここを旅立ち、おそらく兄と永遠に別れようとしている。アガタと兄は互いに性的に愛し合うようになった頃の思い出を語り合う。  アガタは自分の生まれた年に両親の買った海辺の別荘ヴィラ・アガタで10代の数年間の夏休みをすごした。彼女が18歳の誕生日を迎えたある年の7月、大学卒業を控えた23歳の兄が久しぶりにヴィラ・アガタにやってきた。  アガタは兄の友人のひとりとセックスを体験した翌日、いつものように全裸で昼寝をしていた。兄は彼女の裸身を見つめ、その横に身を横たえた…。
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