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『あがた森魚の二十世紀映画館』
オフィシャルサイト:
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/agata/


キャスト スタッフ データ

杉本美樹、城恵美、あがた森魚
(『女番長ゲリラ』)
あがた森魚、緑魔子、大滝詠一
(『僕は天使ぢゃないよ』)
佳村萠、佐野史郎、あがた森魚
(『夢みるように眠りたい』)
三上博、佳村萠、秋吉満ちる
(『二十世紀少年読本』)
芹沢砂織、浅野あかね、あがた森魚(『裸足のピクニック』)
石堂夏央、村松利史、あがた森魚
(『オートバイ少女』)
岡和則、藤丸美哉、町田康
(『港のロキシー』)
平松豊、岡田めぐみ(『RUN-ing』)
堀水優、濱野瑞穂(『自転少年』)
大熊啓誉、原田夏希(『巡査と夏服』)

監督:
あがた森魚(『僕は天使ぢゃないよ』、『オートバイ少女』、『港のロキシー』)
鈴木則文(『女番長ゲリラ』)
林海像(『夢みるように眠りたい』、『二十世紀少年読本』)
矢口史靖(『裸足のピクニック』)
大滝純(『RUN-ing』)
深川栄洋(『自転少年』)
斉藤玲子(『巡査と夏服』)
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イントロダクション
「ミュージシャン あがた森魚の延長線上にある映画人 あがた森魚の世界を集大成」
▲僕は天使ぢゃないよ
 あがた森魚という方をご存知だろうか。ある世代にとっては非常に懐かしい名前だろう。『タカダワタル的』という作品で紹介した高田渡と同じ頃にデビューしたシンガー・ソングライター、なんともいえないアングラ的な雰囲気を感じさせる名曲「赤色エレジー」の大ヒット(当時(1972年)50万枚も売れたとか)で一躍スターダムにのし上がった方です。僕なんかにとっては、リアルタイムで聞いていたヴァージンVSでのテクノ、「バンドネオンの豹」でのタンゴ、アラブ音楽のライを取りれたユニット“雷蔵”(もちろん、市川雷蔵から取っています)での活動の方が圧倒的に印象深いのですが、ミュージシャンとしての活動が本業であるあがた森魚が映画にも力を注いでいることをご存知だろうか。例えば、彼が育った地北海道の函館で行われている“函館港イルミナシオン映画祭”のディレクターを務めたり、林海象監督のある意味で衝撃的だったデビュー作『夢見るように眠りたい』のプロデューサーなども買って出ている。そんなあがた森魚の監督作品3作のうちの2作(『僕は天使ぢゃないよ』と『オートバイ少女』)がDVD化されたことはメールマガジンでも触れたので、なんとなく覚えている方もいるだろう。今回紹介する『あがた森魚の二十世紀映画館』は『僕は天使ぢゃないよ』がDVD化されたことを記念して1ヵ月半近くに渡って行われる映画人としてのあがた森魚を回顧するイベントである。
▲女番長ゲリラ
 実は映画人としてのあがた森魚の作品を回顧上映するイベントは今までにも開かれている。最近では(といっても何年も前だが)監督作である『港のロキシー』が公開された時に『あがた森魚の20世紀的世界』と題して、ほぼ1ヶ月に渡り、彼の監督作品3作が日替わり上映されたことがあった(しかもイベントが盛りだくさんで)。今回のイベント『あがた森魚の二十世紀映画館』はそういった監督作はもちろん、代表的な出演作、彼がディレクターとして係わっている“函館港イルミナシオン映画祭”の第六回シナリオ大賞受賞作品で映画化された3本までが公開されるという正に映画人としてのあがた森魚を回顧する内容になっている。
▲涙のロキシー
 音楽では「赤色エレジー」など昭和や大正浪漫溢れる曲を歌ったり、『日本少年(ヂバング・ボーイ)』や『永遠の遠国』、『日本少年2000系』というタイトルのアルバムを発表するなどしているあがた森魚。そうした音楽の世界で描いているロマンティシズム、大衆文化、少年性といったものの延長線上に彼の映画が位置しているのは確かだろう。ただ、その映画への愛情が生半可ではないことは「赤色エレジー」で儲けたお金をほとんどつぎ込んで製作・監督したという作品『僕は天使ぢゃないよ』(しかも真っ当に公開されることもなかったという)に関する話や“函館港イルミナシオン映画祭”のディレクターを務めていることなどから、十分感じることが出来る。ミュージシャンでは表現しきれない手段として、文章を書き、映画を撮ったりもする。でなければ、ヒット曲「赤色エレジー」の元となった林静一による同名の漫画を自らの手で映画化したりするだろうか。
 今後、あがた森魚が映画をまた撮るのかどうかは分からない。でも、歌うだけでは表現しきれなくなった彼の世界を表現するためにきっと撮るんだろうなという気はするし、他の表現手段もとっていくんだろうなと思う。それは僕個人としては非常に楽しみなことである。
 そういうことで、今回のイベント『あがた森魚の二十世紀映画館』はあがた森魚の歌が好きな人、あがた森魚に興味のある人にとっては見逃せないものになっているのは間違いない。それとともに70年代の風俗に興味のある向きにとっても見逃せない内容となっている。場所が中央線の阿佐ヶ谷というのもぴったりではないか。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「公開される作品について」
 今回のイベント『あがた森魚の二十世紀映画館』で公開される作品について書いておきます。まずは『僕は天使ぢゃないよ』(1974)、『オートバイ少女』(1994)、『港のロキシー』(1999)という監督作全てが公開されます。出演作では、初出演作(歌手役)『女番町ゲリラ』(1972)、プロデューサー、音楽も担当した『夢みるように眠りたい』(1986)、自称ミュージシャンの役柄で出演している『裸足のピクニック』(1993)、そして『夢みるように眠りたい』の監督 林海象があがた森魚のアルバム『永遠の遠国』に付属していたブックレットからそのタイトルを取ったというあがた森魚の歌と共通する世界観を持つ『二十世紀少年読本』。これらにプラスして“函館港イルミナシオン映画祭”の第六回シナリオ大賞受賞作品で映画化された3本(『RUN-ing』、『自転少年』、『巡査と夏服』)も「Movie Box-ing」として上映される。

上映スケジュールは以下の通り(連日21:00から)。
▲オートバイ少女
 『女番町ゲリラ』 (3/27から4/2まで)
 『僕は天使ぢゃないよ』  (4/3から4/9まで)
 『夢みるように眠りたい』 (4/10から4/16まで)
 『二十世紀少年読本』 (4/7から4/23まで)
 『裸足のピクニック』 (4/24から4/28まで)
 「Movie Box-ing」 (4/29から4/30まで)
 『オートバイ少女』 (5/1から5/7まで)
 『港のロキシー』  (5/8から5/14まで)
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