エドワード・ノートン
フィリップ・シーモア・ホフマン
バリー・ペッパー
ロザリオ・ドースン
アンナ・パキン
ブライアン・コックス
トニー・シラグサ
レヴァーニ |
監督：スパイク・リー
製作：スパイク・リー
ジョン・キリク
トビー・マグワイア
ジュリア・チャスマン
脚本：デイヴィッド・ベニオフ
撮影：ロドリーゴ・プリエト
美術：ジェイムズ・チンランド
音楽：テレンス・ブランチャード
衣装：サンドラ・ヘルナンデス |
2003年第53回ベルリン国際映画祭コンペティション正式出品
2003年第60回ゴールデングローブ賞 音楽賞ノミネート
2003年第7回ゴールデンサテライト賞 主演男優賞、音楽賞ノミネート
2003年第6回ラスベガス映画批評家協会 最優秀音楽賞受賞
2002年/アメリカ/カラー/スコープサイズ/ドルビーデジタル/2時間16分 |
1980年代から90年代半ばにかけて、これでもかというほどのパワーと影響力のある作品を発表し、アフロアメリカンの代弁者として、時代の寵児として活躍し続けた映画監督スパイク・リー。それ以降もコンスタントに作品は発表し続けているものの、正直、日本ではパッとしない状況が続いていたスパイク・リー（ニックスの試合では良く見かけましたが）の久々の会心作にして、新たな代表作とも言える作品が、今回紹介する『25時』である。
キャストは「スパイク・リーと一緒に仕事をするのが長年の夢だった」というエドワード・ノートン、ポール・トーマス・アンダーソン作品には欠かせない俳優フィリップ・シーモア・ホフマン、バリー・ペッパー、アンナ・パキン、ロザリオ・ドースン、ブライアン・コックスなど癖のある豪華な俳優が揃っている。また、彼の作品の売り物ひとつである音楽は『ジャングル・フィーバー』以来のコンビであるテレンス・ブランチャードが担当（すでに数多くの映画祭でノミネートと受賞をしている）。挿入歌にはエンディングに流れるブルース・スプリングスティーンという彼にしては意外な選曲から70年代のファンクバンド
サイマンデ、ヒップホップのビッグ・ダディ・ケーンなど相変わらずの素晴らしさです。
舞台はニューヨーク。ここでドラッグ・ディーラーとして暮らすモンティは、相棒のコースチャと車を走らせていた夜に瀕死の状態で地面に横たわっている犬を見つけ、コースチャの反対も聞かずにトランクに押し込む。
