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『トゥルー・ストーリー』
ITRUE STORY
配給:ビターズ・エンド
オフィシャル・サイト:
http://www.bitters.co.jp/true-spring/true/kaisetu1.html


キャスト スタッフ データ
サマド・ハニ
メヒディ・アサディ
モハメド・アシャエリ医師
ファズル=アリ・アシャエリ医師
オミッド・ロハニ医師
マリヤム・アシュラフィ
ミラド・ジャリリ
アボルファズル・ジャリリ
監督・製作・脚本・編集:
アボルファズル・ジャリリ
撮影:マスード・コラーニ
1996年/イラン/125分/カラー/35mm/スタンダード

※1996年ナント三大陸映画祭グランプリ受賞
※ 1996年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品
※ 1996年モントリオール国際映画祭コンペティション部門正式出品

イントロダクション
 新作“時計の息子”の主人公に適した素人の少年を探していたが、なかなか見つけられずにいたジャリリ監督は、ある日、パン屋で働く少年サマドを見かけ、新作の主人公にぴったりだと思い、彼を使って映画を撮り始める。しかし、彼は幼い頃、足に大きな火傷を負ったため、走ることができなかった。しかも、放っておくと命にかかわる状態にまで悪化していた。そのことを知ったジャリリは撮影を放棄し、彼の足を治療することを決意する。そして、その過程をフィルムに収めてゆくのだった。「映画によって子供たちを救いたい」と言い続けているジャリリが、「子供の現状を伝えるだけでなく、現実に何をすべきなのか」と自問自答していた時にこの2人は出会った。新作の撮影を諦め、ただ、少年のためにできることは何か模索するジャリリ。その状況にかかわらず、笑顔を絶やさず、明るく生きるサマド。「こういう事件との出会いを映画の作り手として夢見ていたところもあった」とジャリリ自身は語る。“ドキュ・ドラマ”と称される独自のスタイルで映画を撮り続けてきたアボルファズル・ジャリリ。本作は、サマドヘのインタビュー、スタッフとの話し合い、診察風景など、あたかもニュース・フイルムのように進行していく。また、ジャリリとサマドの出会いなどが再現されているが、どの部分が“ドラマ”でどの部分が“ドキュメンタリー”なのか、その境も分からない。ドキュメンタリーとフィクションの垣根をとりはらう、その型破りな編集は彼の手法の原点であろう。

ストーリー
 新作“時計の息子”の主演に適した少年を探して、子供たちをビデオに収めてゆくジャリリ。大勢の子供たちと会うが、なかなか気に入る少年に出会えない。ある日、ジャリリは立ち寄ったパン屋で働く少年サマドを見かけ、主人公にぴったりだと思い、翌日、パン屋へ出演交渉に行くが、彼は既に店を解雇されていた。サマドの行方を捜すがなかなか見つからない。やっと見つかったサマドから、足が悪いことを聞かされる。病院で診察してもらうと、膝の裏の骨が変形し、癌を発症している可能性もあり、早急の手術が必要であることが分かる。ジャリリは迷った末に、“時計の息子”の撮影を中止してサマドの治療をし、その過程を撮影するドキュメンタリーに映画を変更することを決意する。戸惑いを隠せないスタッフ・キャストたち。ある日の撮影でつい涙を見せたサマドに、「なぜ泣いた?」とジャリリが聞くと、サマドは「もういいんだ。メソメソするよりも、今は笑っていたい」と返す。現在、15歳のサマドはそれまでに11の職に就いた。極端に労働環境が悪い場合もあった。だが、とにかく貧乏な生活が辛く、仕事を選ぶことなく、自分にできる仕事をし続けているという。
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