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『tokyo.sora』
tokyo.sora
配給:日活/東京テアトル
オフィシャル・サイト:
http://www.tokyo-sora.jp/


キャスト スタッフ データ
板谷由夏
井川遥
仲村綾乃
高木郁乃
孫正華
本上まなみ
長塚圭史
石川伸一郎
坂本サトル
遠藤章造
香川照之
西島秀俊
監督・製作・編集:石川寛
製作:永松彰
   岸野一雄
撮影:阿藤正一
   小野寺幸浩
音楽:菅野よう子
2001年/日本/127分/カラー/ヴィスタ/ステレオ

イントロダクション
 「ずっと思い描いていた映画。東京の空の下、6人の女の子の話。いちばんはじめに思いついたアイディアだった。断片的なものは次々にうかんできた。でも、一本の映画にはならなかった。“脚本”という形にならないのだ。」監督の石川寛は語る。結局、脚本は作らなかった。そういう方法で作られた映画が本作である。東京に暮らす20代の女性たち。彼女たちが直面するのは、現実のきびしさ、孤独、こわれてしまいそうな夢、ほのかな愛。“東京の空”だけが彼女たちの全てを見つめ、見ず知らずの存在だった彼女たちを結びつける。あえてシナリオを作らず、自然な言葉が生まれるまでひたすらカメラを長まわしし、待ちつづける。今回が映画初監督となる石川寛は、CF時代から培ってきたスタイルを映画に持ち込んだ。実にリアルな、それでいて、含みのある言葉や自然なしぐさが息づいている。彼の呼びかけに集まった板谷由夏、井川遥、仲村綾乃、高木郁乃、孫正華、本上まなみの6人。あたえられた役柄を自分の中に引き受け、素顔をもさらけだしている。彼女たちは“演じて”いるのではなく、それぞれの役を“生きて”いる。

ストーリー
 監督も言ってるようにこの作品に脚本はない。彼の頭の中にイメージするものを求めて、撮りつづけ、それをつなぎ合わせた映画なのである。だから、最初はとっつきにくいかもしれない。登場する6人の女の子たちは自分の素性を誰かに語るでもなく、彼女たち自身も交わることが少ないからだ。でも、そのストーリーの持っていき方が中心点をぶれることなく進んでいってくれるので、見てても混乱はしない。それよりか、何を言いたいのかがだんだんとわかってきた時の喜びはそれまでのとっつきにくかった苦労を吹き飛ばして、楽しさまで与えてくれるのである。こういう群像劇だと自分の好きなキャラクターを見つけるのも楽しみの一つだが、私は板谷由夏演じるヨーコがお気に入り。小説家志望だが、生活はランジェリー・パブで働いてしのいでいる。彼女が自分の家で小説を書くときは専らブラジャーとパンツのみ着ている(水着っぽいもの)。男の作家志望なら、パンツ一丁で原稿用紙に向っているということ。だけど、彼女はぜんぜんイヤラしくなく、体育会系的な風情なのである。そして彼女が書く小説の主役は同じランパブで働くユキ(井川遥)。彼女は美容師志望なのだが、現実はそんなに甘くない。そう、ここに出てくる6人の女性たちはみんな、夢を叶えられない人たち。そんな彼女たちに東京の空はどう見えているのか?それは同じように東京に住んでいる私たちにも語りかけてくるものなのである。
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