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『東京マリーゴールド』
配給:オメガ・エンタテインメント


キャスト スタッフ データ
田中麗奈
小澤征悦
樹木希林
斉藤陽一郎
小林沙世子
長曽我部蓉子

寺尾聰
石田ひかり
監督・脚本:市川準
製作:
福山亮一
若尾一彦
石関克巳
撮影:小林達比古
照明:中須岳士
美術:間野重雄
音楽:周防義和
原作:
林真理子『一年ののち』(紀伊國屋書店刊『東京小説』収録)
※1998年サン・セバスチャン国際映画祭
※(審査員特別賞、最優秀脚本賞、OCIC賞)3部門受賞

2001年/日本/97分/カラー/ヴィスタサイズ

イントロダクション
 林真理子の短編小説『一年ののち』を市川準が脚本、監督したこの映画は監督曰く「見たこともない女性の幻影におびえながら、期限つきの恋に自らつき進んで行く、ちょっと鈍くさい娘のはなし」である。この娘を演じるのが田中麗奈。等身大の主人公を演じるには彼女がぴったり。また、彼女の母親役の樹木希林も特に何をするわけでもないけれど良いお母さんをさりげなく演じている。田中麗奈の恋人役には小澤征爾の長男、小澤征悦で、彼はこれまでに『豚の報い』『ざわざわ下北沢』に出演している。東京を再発見するかのように東京だけを舞台に進行していくこの作品は東京に住んでいる若者なら誰にでも起りえる身近な映画と言える。

ストーリー
 テーマは恋愛。失恋した主人公・エリコ(田中麗奈)が合コンで知り合ったタムラ(小澤征悦)と付き合うようになるというもの。勿論、エリコもその間、男あさりをしていたわけではなく、自分の新しい仕事を見つけ、自立して行こうとするさなかの恋愛なのである。タムラにはアメリカに留学中で1年後に帰ってくる彼女がいるのだが、お互いの心の空白を埋めようと1年間限定の付き合いを始める。どこにでもありそうなお話。それでいながら、他の映画と違うと思わせるのは市川準監督の演出である。恋愛とは男女の駆け引きだから、言っていることが全て真実とは限らない。ただ、表情は嘘をつくことは難しい。だから、この映画の中で会話するエリコとタムラの表情、そしてその時の画の質(色や明暗など)を見れば彼らの本当の心情が理解できていく。そのため、2人の顔のアップは多くなっているが、それも監督の意図である(決して良いことをやっているわけではないという2人の心情もこの圧迫するようなアップで表している)。あと、ストーリーとはぜんぜん関係ないが、2人の待ち合わせしているところやお酒を飲んでいるところに現れる通行人やお店に来ているお客さんにも注目。面白いキャラクターがたくさん登場している。
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