『時の香り〜リメンバー・ミー〜』
配給:ドラゴン・フィルム
吹石一恵
斎藤工
田中要次
野沢トオル
武藤美幸
三原康可
白井竜一
郡司奈未香
雪絵れな
螢雪次朗
山中聡
北川弘美
監督:山川直人
製作:吉田啓
脚本:吉田啓
撮影:佐藤和人
照明:大坂章夫
美術:酒井譲
音楽:伊東正美
原案:
チャン・ジン
ホ・イナ
キム・ジョングオン
2001年/日本/77分/カラー/35mm/ビスタサイズ/モノラル
『1979年と2000年という21年の時代を超えて、不思議な交流を深めていく男女の大学生。
』
運命に翻弄されながらも強く生きていく若者の力強さと切なさを見事に描いたラブ・ストーリー。昨年、韓国で大ヒットした『リメンバー・ミー』のこの世界観に共感を持った"リメンバー・ミー プロジェクト"が日本版リメイク『時の香り〜リメンバー・ミー〜』を完成させた。時代背景となる1979年韓国(=政情不安)を1980年日本(=バブル前夜)に置き換えながらも、作品中で描く"ピュアな心"を充分に伝えている。 監督は繊細な作品を数多く発表している山川直人。出演は、韓国版でのキム・ハヌルとユ・ジテという韓国で熱狂的に支持されているフレッシュコンビに、本作では『あしたはきっと…』の吹石一恵とモデル出身の斎藤工が好演。韓国版でハ・ジウォンが助演女優賞を数多く獲得した役にはTVドラマ「コンビにまりあ」で主演を努めた北川弘美が共演。 韓国版と日本版。見比べて、それぞれの微妙な違いをあなたなりに感じてみるのも面白いのでは?
校内暴力が激しさを増しつつある1979年、東京。英文科に通う百合(吹石一恵)は親友の幸子(武藤美幸)と教職実習を母校ですることに喜んでいた。その学校には憧れる先輩・香取(山中聡)が赴任しているからだ。学校へ行く途中、幸子は事故で入院してしまう。百合は学校で全く何も知らない通信部を受け持つ事になる。その通信部は幸子が受け持つはずだった。顧問の玉木先生(田中要次)から渡されたのは一台の古い無線機。警備員(螢雪次朗)に促されて仕方なく家に持ち帰るが、使い方がわからない。月が怪しく輝く夜、部屋の机の無線機から突然、雑音と共に男の声が聞こえてくる。「CALLING CQ CQ CQこちらは…」驚く百合は「もしもし…」などと言ってしまい、無線の向こうの男に笑われてしまう。ところが、無線の向こうの男は誠実で百合に無線の仕方を教えてくれるという。待ち合わせの約束をしたが、会うことは出来なかった。というのも、百合は1979年で無線の青年(優二/斎藤工)は2001年に生きていた…。
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