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『旅の途中で-FARDA-』
旅の途中で-FARDA-
配給:日活


キャスト スタッフ データ
宍戸開
オスマン・ムハマドパラスト
忍足亜希子
保坂尚輝
寺田農
松原智恵子
大杉漣
監督:中山節夫
脚本:横田与志
撮影:古山正
監修:アッバス・キアロスタミ

2002年/日本・イラン/106分/カラー/ドルビーステレオ


イントロダクション
 『 人生が長い旅ならば、誰もが旅の途中で何度も立ち止まり、忘れてきたもの、落としたものに気づくとき、幸せが旅の友となるだろう。』
  市井の暮しに厳然と生きている自分を律した静謐な生き方、他人に心を寄せ、分け与えることのできる心の豊かさなどが、ドタールの音にのせて、観る人一人ひとりの自分探しの一助となるよう願って止みません。」中山節夫監督は語る。。「急ぐのは悪魔の仕業」。イランに伝わる言葉である。風が砂漠に静かな跡を残すように。満天の星が緩やかに息づいているように。地球そのものが持つ、時間の流れ。本来は人間誰もがもっていたはずの静かなリズム。猛烈な生産総量の拡大の経験の中で、多くの日本人が忘れてしまった「時間」がイランには流れている。民族楽器“ドタール”の調べもまた、幽玄に、静かに、時に強く、自然の風の流れのように心を震わせる。本作は、たった一人でイランに行くことになったとき遭遇する体験、そのものなのである。監督は数々のドキュメンタリー映画を手がけてきた実力派・中山節夫。キャストは現在の日本のサラリーマンの戸惑いそのものを体現する主人公・井沢貴之に宍戸開。日本での彼を取り巻く人々に保坂尚輝、忍足亜希子、大杉漣、寺山農、松原智恵子。また、イランで出会う人々の尊敬を集める初老の男にオスマン・ムハマドパラスト。彼は民族楽器トタールの奏者では、イランの第一人者であり、その収入を学校建設のために寄付するなど劇中人物「オスマン」そのもののモデルとなっている。

ストーリー
 『大手自動車会社から部品メーカーに出向している井沢貴之(宍戸開)は日々仕事に忙殺される毎日を繰り返していた。』
  深刻な不況の影響で、井沢を信頼していた村田五郎(寺田農)が経営する町工場も切り捨てざるを得なくなり、程なくその町工場は潰れた。それでも仕事の日々に追われる井沢のもとに、村田五郎の訃報が届く。告別式に列席した井沢に五郎の娘・浩子(忍足亜希子)は父が残した日記を見せる。そこには倒産の際、強制送還された出稼ぎイラン人メティヘの給与未払いを悔いる村田の無念が綴られていた。井沢にもメティとの苦い思い出があった。生活観の違いによる発言が許せず、殴ってしまったことがあったのだ。頼まれた当初は、仕事に追われる現実の状況を前に断るしかない井沢だったが、何かに触発され、井沢はイランに旅立つ決意をする。
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