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『SUPER8』
SUPER8
配給:ザナドゥー


キャスト スタッフ データ
ノー・スモーキング・オーケストラ:
ストリボール・クストリッツァ
ゾラン・マルシャノヴィッチ・チェーダ
ゴラン・マルコフスキ・グラヴァ
ネナド・ガシン・コーチェ
エミール・クストリッツァ
ゾラン・ミロシェヴィッチ
ドラゼン・ヤンコヴィッチ
アレクサンダー・バラバン
ネナド・ペトロヴィッチ
デーシャン・スパラヴァロ
監督:エミール・クストリッツァ
製作:カルロ・クレスト・ディナ
   レイモンド・ゴーベル
撮影:ミシェル・アマチュー
   チコ・デ・ルイジ
   ペーター・ポポヴィッチ
   パスカル・コウブル
   ジャネンリコ・“ゴゴ”・ビアンキ
   ゲード・ブレイター
2001年/ドイツ・イタリア/92分/モノクロ&カラー/ヨーロピアン・ヴィスタ/ドルビーSR

イントロダクション
 「ノー・スモーキング・オーケストラは普通のロックバンドとは違う。1980年代後期に一躍注目を浴びたこのバンドは、サラエヴォを含むユーゴスラヴィア全体の音楽シーンの語法をがらりと変える、ひとつの社会現象となって」監督のエミール・クストリッツァはそう語る。神業のテクニックとミュージシャンとは思えないスレージ・パフォーマンスを披露する総勢11人のプロフェッショナルからなるバンド“ノー・スモーキング・オーケストラ”。この映画は、彼ら独自のサウンド・スタイル“Unza Unza ミュージック”をひっさげてヨーロッパを行脚するノー・スモーキング・オーケストラの、可笑しくてちょっと切ない音楽ロード・ムービーである。監督であり、そしてバンドのギターを担当するのは、エミール・クストリッツァ。『アンダーグラウンド』『黒猫、白猫』『アリゾナ・ドリーム』など、デビュー以来自身の監督作品6本がカンヌ、ベネチア、ベルリンと世界3大映画祭で全て賞をとった彼は、ミュージシャン(さらには作家)という顔をもつマルチ・プレイヤーだった。“Unza Unza ミュージック”とは何なのか?バンドのヴォーカリスト、ネレ・カライリチによれば、これはバルカン諸国を発祥とし2/4拍子に濃縮された「レゲエ以後に生まれた最も重要な音楽」であり、“ウンザ・ウンザ”と刻むリズムにより人間の体内におけるタンパク質の生産を増加させる働きをもつとも言われている。彼らが奏でるのは、すべてのジャンルを飲み込んだ究極のミクスチャー・ロック・サウンド。ノー・スモーキング・オーケストラは21世紀型ロック・バンドの未来形である。

ストーリー
 へんてこなバンドである。ステージではもちろん歌い、演奏するのであるが、歌と歌の合間にはコントや余興が入る。コミック・バンドのようでもある。彼らのヨーロッパ・ツアーの模様を中心に、移動の際のバスの中では一人一人へのインタビューも交えるドキュメンタリーである。だが、彼らの音楽に対する熱情はなみなみならぬものがあるらしく、この旅行中にも他のジャンルのミュージシャンに彼らの演奏している音楽を習うなど、“Unza Unza ミュージック”らしいというのか、音楽の幅を広げようとたくさんのエキスを注入しようというのが伺える。彼らはよく笑う。ステージ以外の場でも喧嘩など感情的なときもあるのだが、見続けているとどこまで本気か冗談なのかわからなくなってくる。それだけ、彼らは笑っていたいのかもしれない。祖国は内戦でズタズタになっている。明るい話題は少ないだろう。彼らは“ウンザ・ウンザ”とノリノリなリズムで自分たちも明るい境地にいたいのだと思う。「俺たちはこんなことではくじけないぜ!」彼らの意気が伝わってくるような“Unza Unza ミュージック”に、あなたもリズムをとりながら浸ってみてはいかがだろうか?
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