『ＳＬＥＥＰＬＥＳＳ』
ＳＬＥＥＰＬＥＳＳ
配給：日本コロムビア
オフィシャル・サイト：
http://columbia.jp/dvd/titles/sleepless/index.html
マックス・フォン・シドー
ステファノ・ディオニジ
キアラ・カセッリ
ロベルト・ジベッティ
ロッセーラ・フォーク
監督：ダリオ・アルジェント
製作：クラウディオ・アルジェント
脚本：ダリオ・アルジェント
フランコ・フェリーニ
撮影：ロニー・テイラー
音楽：ゴブリン
2001年イタリア映画／カラー117分／ドルビーSR／ヴィスタ／英語版
『また楽しんでみたくなったんだ。引き出しの中にしまい込んであった古いカメラを引っ張り出すように、長い間、戻らなかった家に帰るようにね。』
長い活動休止から、再びスリラーを創った理由を尋ねられて、ダリオ・アルジェント監督はこう語った。1969年、「歓び毒牙」で鮮烈なデビューを飾り、芸術的な狂気と鮮血の映像で観客を虜にしたアルジェント監督が最新作でみせるくれるのは、初期の傑作でみせた完璧なスリラーへの回帰。北イタリア・トリノで起きた無残な連続殺人事件。一旦は解決したかに見えた連続殺人が17年後突如再開される。当時から事件を追っていた刑事。17年前に母親を惨殺された少年。忌まわしい過去を清算すべく事件を追う二人に衝撃的な真実が現れる・・・。一人称のカメラ。動物をモチーフにした謎。「私は目撃者」「四匹の蝿」「サスペリア２」など監督が70年に生み出した傑作の舞台となったトリノ。全てがアルジェントでしかありえない記号に満ちた新作は、アルジェント・ファンなら誰でも唸らずにはいられない。さらに、アルジェントの傑作を支えたプログレッシブ・バンド、ゴブリンが黄金期のメンバー復活を復活させて音楽を担当。長年製作を担当していた弟クラウディオ、そして本編で引用された子守唄を書いた娘アーシア。最愛の家族の協力で見事に復活を果たしたアルジェント監督のパワフルな新作は、再び観客を虜にすることになるだろう。
17年の昔、女性ばかりを狙う残酷な連続殺人事件にイタリア・トリノは震撼としていた。そして、若い母親が自宅アパートで金属の縦笛を喉の奥に突き刺されて惨殺される。目の前で最愛の母親を殺た少年ジャコモ。現場に駆けつけたモレッティ警部は、一生かけても犯人を捕まえると少年に約束する。その後、容疑者と思われたホラー作家が変死体で発見され、事件は一応の決着をみたかに思われた。 そして現在。変質的な要求に恐怖を覚えた娼婦は、男が眠った隙をみて彼の部屋から逃げ出した。そのとき誤って持ち出したファイルの中に17年前の事件を示唆する写真や新聞記事があり、怖くなった娼婦は同じ娼婦の友人助けを求める。友人が駈け付けると助けを求めてきた女は既に惨殺されており、その友人も何者かに襲われ血の海に沈んでしまう。
現場に駆けつけた刑事達は最初に殺された女が「17年前の事件の犯人を見つけた」と言い遺していたことから、既に現役を引退しているモレッティに当時の詳細を聞きに行くのだが、モレッティの記憶からも事件は風化してしまっていた。一方、成人しローマで暮らすジャコモは、トリノを再び恐怖に陥れた連続殺人が再開されたとの知らせを聞き、故郷へと戻りモレッティとの再会。忌まわしい過去を清算するため、二人は警察とは無関係に真犯人を追い始める...。
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長い活動休止から、再びスリラーを創った理由を尋ねられて、ダリオ・アルジェント監督はこう語った。1969年、「歓び毒牙」で鮮烈なデビューを飾り、芸術的な狂気と鮮血の映像で観客を虜にしたアルジェント監督が最新作でみせるくれるのは、初期の傑作でみせた完璧なスリラーへの回帰。北イタリア・トリノで起きた無残な連続殺人事件。一旦は解決したかに見えた連続殺人が17年後突如再開される。当時から事件を追っていた刑事。17年前に母親を惨殺された少年。忌まわしい過去を清算すべく事件を追う二人に衝撃的な真実が現れる・・・。一人称のカメラ。動物をモチーフにした謎。「私は目撃者」「四匹の蝿」「サスペリア２」など監督が70年に生み出した傑作の舞台となったトリノ。全てがアルジェントでしかありえない記号に満ちた新作は、アルジェント・ファンなら誰でも唸らずにはいられない。さらに、アルジェントの傑作を支えたプログレッシブ・バンド、ゴブリンが黄金期のメンバー復活を復活させて音楽を担当。長年製作を担当していた弟クラウディオ、そして本編で引用された子守唄を書いた娘アーシア。最愛の家族の協力で見事に復活を果たしたアルジェント監督のパワフルな新作は、再び観客を虜にすることになるだろう。
17年の昔、女性ばかりを狙う残酷な連続殺人事件にイタリア・トリノは震撼としていた。そして、若い母親が自宅アパートで金属の縦笛を喉の奥に突き刺されて惨殺される。目の前で最愛の母親を殺た少年ジャコモ。現場に駆けつけたモレッティ警部は、一生かけても犯人を捕まえると少年に約束する。その後、容疑者と思われたホラー作家が変死体で発見され、事件は一応の決着をみたかに思われた。
そして現在。変質的な要求に恐怖を覚えた娼婦は、男が眠った隙をみて彼の部屋から逃げ出した。そのとき誤って持ち出したファイルの中に17年前の事件を示唆する写真や新聞記事があり、怖くなった娼婦は同じ娼婦の友人助けを求める。友人が駈け付けると助けを求めてきた女は既に惨殺されており、その友人も何者かに襲われ血の海に沈んでしまう。
現場に駆けつけた刑事達は最初に殺された女が「17年前の事件の犯人を見つけた」と言い遺していたことから、既に現役を引退しているモレッティに当時の詳細を聞きに行くのだが、モレッティの記憶からも事件は風化してしまっていた。一方、成人しローマで暮らすジャコモは、トリノを再び恐怖に陥れた連続殺人が再開されたとの知らせを聞き、故郷へと戻りモレッティとの再会。忌まわしい過去を清算するため、二人は警察とは無関係に真犯人を追い始める...。
