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『少年と砂漠のカフェ』
DELBARAN
配給:ビターズ・エンド
オフィシャル・サイト:
http://www.bitters.co.jp/cafe/

キャスト スタッフ データ
キャイン・アリザデ
ラハマトラー・エブラヒミ
ホセイン・ハシェミアン
マハマド・マハダヴィ
監督・製作・脚本・編集:アボルファズル・ジャリリ
製作:市川尚三
撮影:モハマド・アハマディ
2001年/イラン・日本/96分/カラー/35mm/1:1:66

※2001年ナント産大陸映画祭グランプリ
※2001年ロカルノ国際映画祭3部門受賞
※2001年東京フィルメックス審査員特別賞受賞

イントロダクション
 「この映画には3種類のアフガン人が出てきます。イラン領内に定住しているアフガン人、国境を越えてやってきたアフガン人、そして国境を行き来して労働するアフガン人です。これらはイランにおけるアフガン人の状態を端的に示しています。」アボルファズル・ジャリリ監督の言葉である。本作は、家族から離れて見知らぬ土地で働かなければならない、アフガン難民の少年キャインの日常を綴ってゆく。監督は、ドキュ・ドラマと称される独特な映像表現によって、国際的に高い評価を受けている映画作家アボルファズル・ジャリリ。ジャリリは、ロケハンのため車で砂漠を走っていたところ、ひとりの羊飼いの少年に目を奪われる。彼こそが、本作の主人公キャインである。キャインがアフガン人であることがわかると、主人公の設定をアフガン難民の少年に変更し、物語を膨らませていった。この運命的な出会いから本作『少年と砂漠のカフェ』は誕生した。2001年9月11日、ニューヨークを襲った同時多発テロとそれに引き続くアフガニスタンヘの米軍の爆撃。この事件が起きる少し前、キャインは故郷に残っている家族に会いに行くため、アフガニスタンヘと戻っていった。しかしその後の彼の消息はつかめていない。映画を通して、キャインに自立することを教えたジャリリは、必ずもう一度彼に会えると信じている。

ストーリー
 アフガニスタンとの国境に近いイランの小さな町、デルバラン。砂漠の中を通るデルバラン道に面し、ハンとハレーの老夫婦が経営するカフェがぽつんと立っている。14歳の少年キャイン(キャイン・アリザデ)は、戦火のアフガニスタンを後に、国境を越えイランヘと逃れてくる。トラックに拾われたキャインは、このカフェヘと連れてこられ、住み込みで働くことになる。キャインはいろいろな仕事を任される。隣町へのガソリンや食料の買い出し、草むしりや水汲み、給仕の仕事と一生懸命働く。カフェはトラックの運転手たちでにぎわっている。その昔、愛する人のため家を捨ててきた恋人たちは、この町へとやってきて身を隠した。そんな恋人たちが会う場所として、デルバランのカフェはこの土地に建てられた。しかし今では、このカフェを訪れるのは、密輸商人、違法労働者、麻薬密売人たちである。ある日、国境警備の警官マハダヴィがやってくる。マハダヴイは、違法で入国したアフガン人がいないかどうかを見回っているのである。キャインは見つからないように、急いで身を隠す。ある日、町の医師の車が故障してしまい動けなくなる。小学校教師の妻を車に残し、医師はカフェに助けを求めにくる。キヤインは車を修理する技師を呼ぶため砂漠を走る。車を修理している間、医師は、爆撃音のため、調子が悪くなったキャインの耳を診察する。
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