ミシェル・ラロック
アルベール・デュポンテル
エリーズ・ティエルローイ
ミシェル・ヴュイエルモーズ
ジヌディーヌ・スアレム
アントワーヌ・パズレール
ジル・プリヴァ
イザベル・ナンティ
ディディエ・ベニュロ |
監督：ジェームズ・ユット
脚本： ジェームズ・ユット
ロマン・ベルトミウ
脚色： ジェームズ・ユット
ロマン・ベルトミウ
ユゴー・ジャコメ
音楽： ブリュノ・クレ
撮影： ジャン=クロード・ティボー
カメラ：フィリップ・ロベール |
1998年/フランス/85分/カラー/1：2.35/SRD&DTS |
主人公のクレール・ドストが恋人との晩餐を楽しもうとしたその時、最初に起こったばかげた事故が、終わりの無い悪夢の始まりとなる。ドミノ倒し的展開が待ちうける、徹底したブラックユーモアと独創的な映像で描かれた『シリアル・ラヴァ―』。監督は、本作が長編第一作としてデビューを遂げたジェームズ・ユット。強く、美しく、大胆なヒロイン、クレール・ドストを演じるのは『ペダル・ドゥース』『ぼくのバラ色の人生』のミシェル・ラロック。クレール役候補の女優達が断り続けた中、ラロックはそれを知りながらも台本をすぐにOKを出し、さらりと演じてみせた。また、『ミクロコスモス』『キャラバン』のブリュノ・クレが音楽を担当し、テンポのよい演出をさらに盛り上げている。
ミステリー専門出版社で働くクレール（ミシェル・ラロック）は、お金、知性、美貌の全てを持っていた。おまけに恋人は3人。それが悲劇の始まりとは・・。恋人を一人にしぼることができない彼女は、
35歳の誕生日に3人のボーイフレンドを自宅でのディナーに招き、最高の夫となるべき男を選ぶことにした。3人からの婚約指輪がずらりと並ぶテーブルで、そのディナーは始まった。血抜きのしていない鴨肉、切れ味最高の包丁、大きすぎる冷蔵庫、滑るバスタブ、壁一面の鏡、夏だというのに棚の上に置いてあるスケート靴。なにもかも揃っているお洒落な部屋が、恐ろしい悪夢へかわるとは―。彼女の家で繰り広げられる悪夢それは、まだまだ続く・・・。
