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『魚と寝る女』
THE ISLE
配給:ギャガ・アジアグループ


キャスト スタッフ データ
ソ・ジョン
キム・ヨソク
バク・ソンヒ
チョ・ジェヒョン
ジャン・ハンソン
監督・脚本・美術:キム・ギドク
製作:イー・ウン
撮影:ファン・ソシク
照明:シン・ジュンハ
音楽:ジョン・サンユン
衣装:ジュ・ウンジョン
※2001年ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞
※2001年ポルト国際映画祭ファンタスポルト審査員特別賞受賞
※2000年ヴェネチア映画祭招待作品
※2000年モスクワ映画祭審査員特別賞受賞

2000年/韓国/90分/カラー/ビスタ/ドルビー

イントロダクション

 気鋭の映像作家、キム・キドク監督は今作が日本初登場。これが四作目となるキム監督は、常に人間の性、極限の感情をクールに描写するアート系として一目置かれる若手。演じるキャストは言葉の代わりに、妖しくも魅惑的な肉体でスクリーンをおおい尽くすヒロイン、ヒジンに、『ペパーミント・キャンディ』のソ・ジュン。また、針金細工を好む物静かだが、激情の男ヒョンシクに扮するのは、若手演技派のキム・ユソク。美しい自然にいだかれた、湖とも入江とも判らぬ場所。ここにある釣り場を管理する女・ヒジン。世間との関りを拒むように一言も口をきかず、昼は釣り客をボートで小屋舟に運び、夜はコーヒーと共に身体も売る孤独な女。そこに来た客がヒョンシク。浮気した恋人を殺してしまい、自殺の場を求め、世間を逃れてここにきた。2人はシンパシーを感じながら、惹かれ合う…。


ストーリー
 この映画はヒロインのソ・ジョンの魅力抜きには語れない。日本のNOKKO(レベッカのヴォーカル)に似た、小柄な彼女は一言も台詞がない。しゃべれないという設定ではないのである。そういう脚本に仕上げたキム・キドク監督もすごいけど、彼女の魅力なしにはできない芸当だと思う。劇中のこの女性はたぶん過去があるらしく、頬に傷があるのだけど、それに関する説明などは全くない。彼女は釣り場の管理人でありながら、夜は客の要望により身体も売る。しかし、気に入らない客がいれば、水中から近寄り、その男を水に引きずりこむ。妖しいけど怖い女。でも、それは彼女がより本能に近い生き方をしているという証しではないだろうか。そんな彼女だから、魅力満載なのだ。だから、途中からすごく可愛く見えてくる。そして同じものを持っていると感じたのか、ある客(キム・ヨソク)に親切にしたりして接近していくのである。でも、最初は男もすぐに身体を求めたりして、彼女の逆襲に合ったりするんだけどね。この女優さん、ソ・ジョンはかなり肝の据わった女優さんでもある。釣り場の管理人という職業柄、ミミズを口で千切ったり、生きてるカエルを岩に叩いて殺して引き千切る、なんてことを吹替えなしでやっているのである。見上げた役者魂である。
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