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『ロマンスX』
RomanceX
配給:プレノンアッシュ


キャスト スタッフ データ
キャロリーヌ・デュセイ
サガモア・ステヴナン
フランソワ・ベルレアン
ロッコ・シフレディ
レザ・ハブホサン
エマ・コルベルティ
アシュレイ・ワニイアー
監督・脚本: カトリーヌ・ブレイヤ
製作:
ジャン=フランソワ・ルプティ
撮影:ヨルゴス・アルヴァニティス
美術:フレデリック・ベルヴォー
衣装:
アンヌ・ダンスフォー=ヴァラン
編集:アニエス・ギュモ
音楽:
DJヴァランタイン
ラファエル・ティダ
1998年/フランス/95分/カラー    

イントロダクション
 ―これは、満たされない心と体を抱えた人たちの究極の愛の物語―   恋愛感情と肉欲の関係、女と男の間で揺れる力学を一貫して描き、常にタブーを恐れず限界までつきつめる表現方法でフランス映画界を揺さぶりつづけてきたカトリーヌ・ブレイヤ監督。そのブレイヤ監督の1998年の作品「ロマンスX」の日本公開が遂に決定したのだ。これまでの集大成と言える本作で、ヒロインのマリー役として危うさと強さを見事に演じきったのは200人の女優の中からブレイヤ監督に見出され、この作品で一挙に注目の女優となったキャロリーヌ・デュセイ。その他、フランス映画界の名傍役、「さよなら子供たち」のフランソワ・ベルレアンや、ポルノ映画界の大スターロッコ・シフレディーといった面々がこの衝撃作を彩る。撮影はテオ・アンゲロプロス作品で名高い名匠ヨルゴス・アルヴァニティス。

ストーリー
 小学校の教師マリーとモデルのポールは付き合って3ヶ月目の美しいカップルだが、もはや二人の中はギクシャクしている。「君を抱けば、君を蔑み愛せなくなる。」というポールに、マリーは、“愛の行為は尊く誇るべきもの”と呟く。マリーは性というものを通して、自分探しに挑んでゆく・・。この二人の間にあるものは本当の<愛>・・・であるはずもない。どうみてもポールは身勝手なエゴイストである。マリーに愛を注がず他の女性を追いかけ回すのならまだしも、ただ淡々とひとりで充実しまくっている。おまけに、自分自信に酔いしれているあたりが、見てても居心地悪く腹が立つ。と、ここまでくると監督の思うつぼにはまってしまった自分に気づくのだが。二人が暮らす部屋は、何もかもが真っ白なインテリアで統一されている。二人の仲を象徴するかのように無機質な感じで、清潔感というよりはむしろ息苦しい感じさえしてくる。ベットの上で寝ている猫までも真っ白なのだから・・。映画の中で、こういった色彩が重要なポイントとなっているのが、マリーの衣装にも効果的に使われているように思う。また、この監督、親日家なのか?と思わせるほど日本テイストを取り入れている。冒頭のヘアメイクの女性が着ているシャツには“・・・送る・・阪急”うんぬんとプリントされ、運送会社ののぼりを素材に使用したような面白いファッション。ポールのお気に入りレストランは“たんぽぽ”という看板の日本食料理屋。極めつけは、ポールの胸のタトゥー“忍”の一文字。これは、暗にポールの淡々として、エゴイスト的な性格を日本のイメージとオーヴァーパップして表現したものだろうかとさえ考えてしまった。(考えすぎ。。)ラストのどんでん返しではスカーッとするのだが。でも、怖いナー。あなたはどう味(み)る?
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