ホーム ライブラリー コラム プレゼント トレイラー ショップ 掲示板 会社概要
公開劇場一覧を別ブラウザで開きます。 前のページに戻ります

『ロバート・イーズ』
SOUTHERN COMFORT
配給:パンドラ/ボックスオフィス


キャスト スタッフ データ
ロバート・イーズ
ローラ・コーラ
ロバートの家族と2人の友人たち
監督・製作・撮影・編集:
ケイト・デイビス
音楽:ジョエル・ハリソン
※2001年サンダンス映画祭審査員大賞受賞
※2001年サンフランシスコ国際映画祭3部門受賞
※2001年ベルリン国際映画祭特別観客賞受賞
※2001年シアトル映画祭最優秀作品賞受賞
※2001年フロリダ国際映画祭審査員特別賞受賞
※2001年ヴェイナ・ゲイ&レズビアン映画祭最優秀作品賞受賞
※2001年ホットドッグス映画祭最優秀国際記録映画賞・観客賞受賞
※2002年ポポリ映画祭最優秀記録映画賞受賞
※2001年山形国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門正式出品 ※第11回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭正式出品

2000年/アメリカ/90分/カラー/35mm(1:1,85)

イントロダクション
  「私もローラも、日本での公開をとても楽しみにしています。ロバートの声や彼の物語が日本のように遠い国の観客の方々に届くなんて、とても素晴らしいことです。人間の心は本質的には似ているということだと思います。ぜひ、多くの方々が劇場に足を運んでくれるよう祈っています。」監督のケイト・デイビスのメッセージである。彼女は、ハーバード大学在学中から映画製作を始め、以後、幅広いテーマでドキュメンタリー作品を製作してきたベテランの女性監督。ドキュメンタリー番組の製作で、メリーランド州のトランスセクシュアルの大会を訪れ、そこでロバートと出会った。ケイトはすぐにロバートの温かい人柄や彼の歩んできた人生に魅了され、彼の映画を撮りたいと思ったという。ところがロバートはすでにガンに侵されており、残された時間はわずかだった。また彼の両親や息子たちのプライバシーに関わるため、最初は映画の出演をためらっていた。しかしひとたび撮影を承諾すると、ロバートは熱心に取り組んでいく。ケイトは自分の夫や子どもをニューヨークに残しデジタルカメラと親中な機材だけを持って、ロバートの住むジョージア州に向かったのである。本作はフィルムフォーラム(ニューヨークの映画館)で2週間上映したのち、2001年11月にHBO(アメリカ最大のケーブルテレビネットワーク)で放映された。また数々の映画祭でも上映され、高い評価を得た。サンダンス映画祭では大喝采をあび、映画祭に参加したローラは会場で一番の人気者になった。年配のカップルは泣きながらローラに声をかけ、また「ぜひ生徒に見せたい映画だ」と言う学校の先生もいたという。

ストーリー
 アメリカ南部、ジョージア州。カウボーイハットにパイプをくわえた男は、仲間たちにご馳走をふるまう。男の名はロバート・イーズ。彼は女性として生まれながらも男として生きることを選んだ。集まった仲間、マックスとキャスも同じくトランスセクシュアルであり、特にマックスとは親子のような関係である。ロバートの最愛のパートナーであるローラは、男性として生まれ、今は女性として生きている。彼らの最大の関心事は、アトランタで開催されるトランスジェンダーの大会のこと。ロバートには時間がなかった。彼の子宮は末期ガンに侵されているのだ。なんとかしてこのもう一つの家族と共に、大会に参加することを皆で願っている。ロバートの友人たちは医者への不満をもらす。出血多量で緊急の処置が必要だったロバートに対し、一度は診察を承諾するものの、性転換者だと明かすと態度を一変し断る。20人以上の医師が診察を拒んだ。ある医者が本音をもらした。見た目がこれだと他の患者がいやがる、と。ロバートは語る。「最後まで残っていた“女”が命取りになった」。ローラの前ではロバートはナイトのようだ。「世界一の美女」とロバートが褒めると、ローラは顔を赤らめる。今も仕事ではジョンと名のる彼女は、かつてローラと名のれば、誰からも愛されないのではと不安に思っていた。ロバートは言う。「大切なのは心だ」。大会の日は近づいていた…。
movilog
ピックアップムービー
サーチ
DVD比較はベストプライス


リンク
メールマガジン登録
神雕侠侶オフィシャルウェブサイト
ベクター・メディカルテック・ジャパン
*giggle
本サイトをご覧になりるにはFlashPlayerが必要です。 IE5.0以上推奨 画面サイズ推奨800×600以上 お問い合わせ先