ジェフ・ダニエルズ
エミリー・バーグル
ギル・ベロウズ
ザック・グルニエ
ジュリアン・マクマホン
モリー・プライス
クリスティ・ディッキンソン |
監督・脚本：
マイケル・ウォーカー
製作：
オリバー・グラス
トーマス・ビドゲイン
撮影：ジム・デノー
美術：ダニエル・オーレット
音楽：ポール・P・ソーセック
衣装：キャサリーン・ニクソン |
2000年/アメリカ・フランス・カナダ/105分/カラー/1:1.85ビスタ/ドルビーSRD
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「数年前のある夜、私のガールフレンドが家に戻ってきませんでした。その時、夜の静けさと私の不眠症、そして隣の部屋に住んでいる夫婦のケンカの音が組み合わさって、とても奇妙でぼんやりとした一種独特の感覚を生み出したのです。この感覚こそがこの映画を作り上げるきっかけになりました。」そう語るのは本作品が長編デビューとなる新鋭、マイケル・ウォーカー監督。短編ではいくつもの賞に輝いた実績をもつだけあり、研ぎ澄まされたストーリー展開と細部に渡る繊細な演出で観る者をぐいぐいと「REM（レム）」の世界に引き込んでいく。
映画が進むうちに観客は主人公エド・サクソン同様、どんな奇怪な出来事もすべてが起こりえそうな出来事として静かに受け入れずにはいられなくなる。
まるで神経が蝕まれているかのように、夢でもなければ現実でもない異様な迷宮の中にどっぷりとはまり込んでしまうのである。主演は数多くの作品で高い評価を得ている名バイプレーヤー、ジェフ・ダニエルズ。監督が主演候補の一番目に名前を挙げていたというだけあり、
素晴らしいコラボレーションで迷宮の案内人を見事に演じきった。 監督いわく「最後には彼はエド・サクソン以上にエド・サクソンになってしまったよ。」他に『キャリー2』のエミリー・バーグル、『ショーシャンクの空に』『マイアミ・ラプソディ』のギル・ベロウズなど。
