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『プラットホーム』
站台/Platform
配給:ビターズ・エンド
オフィシャルサイト:
http://www.bitters.co.jp/platform/

キャスト スタッフ データ
ワン・ホンウェイ
チャオ・タオ
リャン・チントン
ヤン・ティェンイー
監督・脚本:賈樟柯(ジャ・ジャンクー)
製作:李杰明(リー・キットミン)
    市山尚三
撮影:余力為(ユー・リクウァイ)
音楽:半野喜弘
2000年/香港・日本・フランス/151分/カラー/35mm/1:1.85

※2000年ベネチア国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞
※2000年ナント三大陸映画祭グランプリ・監督賞受賞
※2001年ブエノスアイレス国際映画祭グランプリ受賞

イントロダクション
 本作で描かれる“時代の変化”は、政治的、社会的な大きなできごとや事件ではなく、若者たちを魅了するポップ・ミュージックやファッションの変遷を通して切り取られる。劇団の出し物も、毛沢東主席を讃える芝居から、フラメンコ、そして、ブレイクダンスやロックミュージックへと変化してゆく。「変わり続ける時代を、“歴史”ではなく“気配”で描きたかった」と語る賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督は、普通の人々の日々の暮らしの中に起こる些細なできごとの積み重ねから、激変する社会が作り出す“時代”の姿を照らし出してゆく。90年代に入り、中国では市場経済への移行で国営の映画製作所にも独立採算制度が導入され、以前のように、国家予算で映画を作ってはいられなくなった。新世代の監督たちは、製作所を飛び出し、自力で資金調達をしローバジェットの映画製作に取り組み始める。これが、いわゆる中国インディーズ動きの始まりであった。『ただいま』のチャン・ユアンや『ふたりの人魚』のロウ・イエらは、独立プロダクションを設立したり、海外からの出資を獲得することで、映画製作を行っていった。賈樟柯の場合は、北京電影学院の卒業後に作ったビデオ作品「小山回家」が、香港インディペンデント映画賞の金賞を受賞したことから、香港の製作会社からの出資を獲得し、デビュー作『一瞬の夢』を製作する。彼は、さらにグローバルに展開し、香港、フランス、日本からの出資を獲得し、本作『プラットホーム』を完成させた。キャストは、明亮 (ミンリャン)役の王宏偉(ワン・ホンウェイ)以外は、初めて映画に出演する者たちばかりだが、彼らは、素人同然にも関わらず、登場人物たちの10年間を見事に演じきっている。

ストーリー
 1979年、中国山西省の小さな町・汾陽(フェンヤン)。文化劇団(文工団)のメンバーの明亮(ミンリャン/ワン・ホンウェイ)、瑞娟(ルイジュエン/チャオ・タオ)、張軍(チャンジュン/リャン・チントン)、鐘萍(チョンピン/ヤン・ティェンイー)は幼なじみ。劇団の練習、地方巡業の旅と、いつも一緒の時間を過ごしていた。張軍と鐘萍の2人は親公認の仲であるが、明亮と瑞娟との仲は恋人とは言えないような曖昧なものであった。そのことで父親が瑞娟を連れ戻しにきて、お見合いを勧めたこともあった。また、鐘萍が張軍の子供を身ごもったこともあった。ケ麗君(テレサ・テン)の歌に耳を傾けたり、ラジカセに目を見張ったり、時代は確実に変わってきていた。そして1980年代半ば、自由化の波がこの小さな町にも押し寄せてくる。政府の方針の変化で劇団への補助金が打ち切られ、劇団そのもののあり方も変わってしまう。そして、彼ら4人の関係も不安定になっていく。明亮、張軍、鐘萍の3人は、劇団に残り仲間たちと一緒に旅を続けるが、瑞娟だけは町に留まる。それぞれが自分の生き方を探し始める。
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