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『ペイネ 愛の世界旅行』
IL GIRO DEL MONDO DEGLIINNAMORATI DI PEYNETl
配給:H&Mインコーポレーテッド


キャスト スタッフ データ
cast 監督:チェザーレ・ペルフェット
製作:ブルーノ・パオリネッリ
脚本:マンフレッド・マンフレッディ
美術:シルヴィオ・セヴェリ
音楽:アレッサンドロ・アレッサンドローニ
テーマ曲:エンニオ・モリコーネ
1974年/イタリア・フランス/87分/カラー/スタンダードサイズ/モノラル

イントロダクション

NTTドコモ・マナー広告のキャラクターでも知られるフランスのイラストレーター、レイモン・ペイネ。“愛の画家”と呼ばれる彼が1974年に製作したアニメーションが本作品である。バレンチノ、バレンチナと名づけられた“恋人たち”が、天使と悪魔が門番となっている天国への扉をたたくところから二人の「愛の世界旅行」は始まる。二人は世界中を時を越えて渡り歩き、愛を捜し求める。ベツレヘムでのイエス・キリストの生誕から、ヨーロッパ、日本、アメリカ大陸、共産主義国に至るまで、ありとあらゆる有名人に出会い、それぞれの国の内情をつぶさに見て行く。ペイネの作品は一見ソフトなイメージで受けとめられるのだが、その中には人類の経験した憎しみあいや、あらゆる不幸に対して心を痛めたペイネの平和や愛のメッセージが含まれていることが分かる。また本作では、世界的コンポーザーのエンニオ・モリコーネと世界的演奏家アレッサンドロ・アレッサンドローニによる美しい音楽の数々も魅力。主題歌「あなたにすべての花を“A FLOWERS ALL YOU NEED”」を唄うのはギリシャのロック歌手デミス・ルソスである。


ストーリー
 色がカラフルだし独特の(それでいて馴染みのある)アニメーションということと音楽がふんだんに使用されているので、そういう面から言えば見ていても飽きない。しかし世界各国のいろんな時代のいろんな人たちが出てくるし、それに対する細かな説明はないので、歴史を知っていないと見ていて理解できないかもしれない。顔はその人たちに似せてあるんだろうけど馴染みがないとどうもね…。日本が出てきたときは特に有名人ではなく、富士山や日本家屋(中国とごっちゃになってるような感じなんだけど)とか出てきて「あー、またこんな日本か…」って思ったけど、その後、ネオン街や、横断歩道でスーツ姿のサラリーマンがたくさん歩いていて、その顔が全てテレビになっているのはドキッとさせられてしまった。これは今の日本の実情と比べても全然変ってない描写である。バレンチノ、バレンチナの二人の言動は案外あっさりしていて、各国の事情や政治などには特に口をはさまないのだけど、その“何も言わない”様子は逆に飽きれかえっているという裏返しなのかもしれない。愛に必要なものは国家や歴史とは別のことのようだとも言っているのかもしれない。
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