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『ナショナル7 』
NATIONALE 7
配給:ザジフィルムズ


キャスト スタッフ データ
ナディア・カチ
オリヴィエ・グルメ
リオネル・アベランスキ
シャンタル・ヌーヴィルト
ジェラルド・トマサン
サイード・タグマウイ
ナディーヌ・マルコヴィッチ
ジュリアン・ポワセリエ
イザベル・マザン
ジャン=クロード・フリシュング
監督・脚本:ジャン=ピエール・シナピ
製作:ジャック・ファンスタン
撮影:ジャン=ポール・ムリス
美術:リサ・ピリュ
衣装:ヴァレリー・ドニウル
※2000年ベルリン国際映画祭観客賞

2000年/フランス/1時間30分/カラー/1.1.66ヴィスタ

イントロダクション
「身体障害者への人々の見方を変えたかった。彼らにはセクシュアリティなど全くないかのように振舞う人々の、暗黙の拒否に私はいつもショックを受けてきました。」監督・脚本のジャン=ピエール・シナピは企画の発端をこう語っている。障害者だって人間らしく生きる権利はある。障害者だってセックスはしたい。そんな当然の要求を無視してきた社会に、鉄槌を加えるような衝撃作である。フランスの国道7号線に近い身障者施設を舞台に、筋ジストロフィーのため車椅子生活を送るルネ(オリヴィエ・グルメ)と、彼の苦しみを解消しようと孤軍奮闘する女性介護者ジュリ(ナディア・カチ)を中心に描いた。本作は実際にあった出来事を元に作られた。本当の障害者も出ている本作はデジタルカメラという軽量の機材により完成できたと言っても良い。ケーブル1本がチェアウォーカーたちにとっては危険この上ないことなのだから。「撮影が終って最後に(スタッフ・キャストが)ばらばらになるのが辛かった。この撮影は私たちにヒューマニティについて多くのことを教えてくれました。観客も同じように感じてくれることを願っています。」

ストーリー
 このような作品が見れたことを感謝したい。見終わった後、素直にそう思った。そして、このような作品にお目にかかることの少ない日本という国に失望もしている。もちろん、ないわけではない。一昔前のテレビドラマ「男たちの旅路」における“車輪の一歩”というエピソードが近いものではある。だけど、この『ナショナル7』はお国柄か性に対する欲求がハード。主人公のルネは女性介護者ジュリにエッチ・ビデオを買わせるし、そして近くの売春女とセックスをしたいと言い出すのである。でも、ジュリは彼の願いをかなえてあげようとコールガールに交渉しに行く…。素晴らしい行動である。みんな、自分で考えて自分の考えの元に行動しているのである。これが本来の生きるという人間の姿なんだろうなと感心させられてしまう。それが証拠にこの映画に出てくる障害者たちはモヒカン、同性愛者、車椅子を改造して暴走行為をする者などなど、健常者と何ら変わらないのである。障害者はおとなしくしているものだという観念があるどこかの国とは大違い!爽快である。しかし、彼らの行動はわがままとはとらえられない。だからこそ、助けようとする人が存在する(助け合うことなのかもしれないが)のではないだろうか?たくさんの人に見てほしい一作である。
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