『モード・イン・フランス』
MODE IN FRANCE
配給:N.S.W
ジャン=ポール・ゴルチエ
クロード・モンタナ
カール・ラガーフェルド
クリスチャン・ラクロア
ジャン=シャルル・ド・カステルバジャック
シャンタル・トマス
ドロテ・ビス
マリテ・フランソワ・ビルボー
アニエス・ベー
アズティン・アライア
ケンゾー
グレース・ジョーンズ
バンブー
監督・脚本:ウィリアム・クライン
音楽:セルジュ・ゲンスブール
1985年/フランス/90分/カラー
80'Sパリコレ(シネマ)のオープニングを飾るゲンスブールによるフランス国歌、ゴルチエに、モンタナに注がれるセレブリティの視線、フラッシュの閃光、モデルたちのキッス、そしてスタンディングオベーション…「ミスター・フリーダム」「ポリー・マグー お前は誰だ?」のウィリアム・クラインが80'Sに製作した唯一の長篇劇映画。写真家として、また「ヴォーグ」誌のグラフィックデザイナーとしても活躍した巨匠クラインが、モード界の喧騒に湧く80'Sのパリを舞台に、ファッション産業に支えられたフランスと、それを担うデザイナーに群がるファッション・ヴィクティム(中毒者)たちを、アートもモードも巻き込んだ様々なスタイルで描いた12のショート・ストーリーに投影する。サントラ、そしてモード史の朗読を手掛けるのは、没後10年のセルジュ・ゲンスブール。楽観的でアヴァンギャルドな気分が今大注目の80'Sのファッションとパッション溢れ出す、シネマのなかの80'S、秋冬パリコレクション「モード・イン・フランス」!!
ウィリアム・クラインとビッグデザイナー達とのコラボレーションによる1ダース(12シーン)のコレクション。(1)デザイナーが勢揃いするランウェイのフィナーレ。(2)無垢な保育園児たちの仮装ショー、そして15年後ティーンエイジャーとなった彼らは、80'sモードを身に纏いながら、ファッションは自由であると声高らかにフランス国歌を歌う。(3)3人のモデルが早回しの着替えラインダンスといった構成で、ゲンスブールの朗読に合わせ、20世紀のモード史を振り返る。(4)ゴルチエによる「ストリートにでたファッション」は街頭劇のように。(5)モンタナはドレスアップしたセレブをモチーフに「正装のご用意を!」。(6)カステルバジャックの即興劇「ファッションはハプニング」。(7)シャンタル・トマスの「(白箱に押し込められたモデル達の)告白」が流れ出す。(8)ドロテ・ビスの「バックステージ」、(9)ジルボーの「ファッションの使用法」、(10)アニエス・ベーによる「アンチ・ファッション」にはヴィクティムが列を作る。(11)アライアの「演劇とファッション」では、グレース・ジョーンズも登場。(12)ケンゾーの「映画としてのファッション」は、モデルが各々ゲンスブールの代表曲を歌い、それをヒントに犯人を探すというまるでB級スリラー映画のような最終章。FIN!
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