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『みすゞ 』

配給:シネカノン
オフィシャル・サイト:
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/misuzu/

キャスト スタッフ データ
田中美里
中村嘉葎雄
永島暎子
寺島進
増沢望
加瀬亮
小嶺麗奈
イッセー尾形
監督:五十嵐匠
製作:福間順子/増田佳彦/山本末男
脚本:荻田芳久
撮影:芦澤明子
照明:金沢正夫
美術:池谷仙克
音楽:寺嶋民哉
衣装:久保田かおる
2001年/日本/105分           

イントロダクション
 『 「撮影中、いつも実在の“金子みすゞ”が僕らの前に立ち塞がった」監督の五十嵐匠はそう語った。』
 「田中美里さんが演じながら泣くシーンを撮った時、“苦しんだけど私は泣きはしない”という声を聞いた気がした。それで撮りなおしたら、田中さんは泣かなかった。実在の“金子みすゞ”の一瞬を見た気がしたんだ」こうして映画は出来あがった…。“若き詩人中の巨星”と西條八十に絶賛を受けながらも26歳で天折した童謡詩人金子みすゞ。没後その作品は散逸し、幻の天才作家として語り継がれていた。しかし、死後半世紀を経て遺稿集が発掘され、全集や選集が次々と出版される。また、詩作の広がりと共にその人物にも注目が集まるようになる。優れた作品を残しながらも若くして自ら死を選んだ理由は…。温かく優しい詩作の裏に秘められた真実とは…。死後70余年を経た今年、その生涯が舞台、TVドラマ、そして本作『みすゞ』として映画化されることとなった。メガホンをとったのは『地雷を踏んだらサヨウナラ』の五十嵐匠監督。その生涯を端麗な映像美でフィルムに焼き付けた。撮影は全編山口県でのオールロケ。丹念なロケハンによって見つけられた路地や古い建物の佇まいはみすゞが生きた時代の空気を甦らせている。

ストーリー
 1919年(大正7)年、日本海の港町仙崎。本屋の店先で猫とじゃれている金子テル(田中美里)。そこヘテルの家で療養をしていた叔母の訃報に叔父上山松蔵(中村嘉葎雄)と従兄弟の正祐(加瀬亮)が駆けつけてきた。時遅く死に目に会うことは出来なかった。叔母の死をきっかけに未亡人であったテルの母ミチ(永島暎子)が松蔵の後妻として下関の上山家へ嫁ぐ話が持ち上がる。複雑な思いにかられながらも母を送り出すことになる。テルは家業である金子文英堂で店番をしながら書物を読み耽る。時折下関より訪ねてくる正祐と兄と3人でトランプ遊びをしたりとまるで3兄弟の様に親しく交流していた。結婚した兄と嫁に押し出される形で下関、上山文英堂へ移るテル。そこで商品館の中にある小さな間口の店を任せられる。店番のかたわら書いた詩を、“みすゞ”というペンネームで雑誌に投稿。はじめての投稿作品が西條八十(イッセー尾形)に絶賛され彼女の作品は人気誌に次々と掲載される。その頃、東京へ丁稚修行に出ていた正祐が、関東大震災で焼け出され帰ってくる。みすゞの最大の理解者である彼は華々しい活躍に賛辞を送る。互いに文化的才能を磨きあいながら心密かに慕いあう2人…。ある意図から店の奉公人葛原信爾(寺島進)とみすゞの縁談を進める松蔵。どちらつかずの態度をとる彼女に、正祐が詰め寄る。「家の為に好きでもない男と結婚する事なんてない。それならばいっそ、作家みすゞとして生きればいいじゃないか、それとも誰か他に好きな人はおらんのか?」
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