『ミミック２』
MIMIC II
配給：ギャガ・ヒューマックス共同
アリックス・コロムゼイ
ブルーノ・カンポス
ジョン・ポリト
エドワード・アルバート
ガヴェン・ユージーン・ルーカス
ウィル・エステス
監督：ジーン・デ・セゴンザック
製作：ジョエル・ソワソン/マイク・リー
脚本：ジョエル・ソワソン
撮影：ネイサン・ホープ
美術：デボラ・レイモンド/ドリアン・ベルナッキオ
音楽：ウォルター・ワーゾワ
衣装：ジュリア・シュクレイア
2001年/アメリカ/1時間32分
『かつて、子供の命ばかりを奪う伝染病の蔓延をくいとめたのは、遺伝子操作によって誕住した新しい昆虫“ユダの血統”だった。』
だが、いつしか“ユダの血統”は独自の進化を開始したのだ。一部の昆虫には敵の姿を擬態（ミミック）する習性がある。“ユダの血統”が擬態し始めたのは人間の姿だった…。97年、メキシコが生んだ鬼才ギジェルモ・デル・トロがハリウッド進出第一作として発表した『ミミック』は、大都会ニューヨークの地下で起きる恐怖を描いたアイディアとグルーミーで独特な映像センスが合体し、カルト的な人気を獲得する作品となった。今回はそのパート2。前作に続いてレミに扮するのはアリックス・コロムゼイ。前作『ミミック』、『ナイトウオッチ』、『ホーンテイング』とホラー映画での助演を経て、初の大役を掴んだ。彼女の周りを固めるのは、ブルーノ・カンポス、ウィル・エステスといった若手俳優が中心だが、そんな中で注目すべきは、ベテラン、ジョン・ポリト、『ミラーズ・クロッシング』、『バートン・フィンク』、『ビッグ・リボウスキ』、『バーバー』(01)など、コーエン兄弟の作品には欠かせない曲者個性派である。鬼才デル・トロから、監督を引き継いだのは『ホミサイド／殺人捜査課』『OZ』などTVシリーズで撮影監督として活躍してきたジーン・デ・セゴンザック。極限状況に置かれた人間の描写には定評がある。
近未来のニューヨーク。子供の命ばかりを奪った伝染病＝ストリクラー病、そしてそれに続いた世にも恐ろしい事件の記憶もいつしか過去のものとなっていた。人々は、再び平和に暮らしている。だが、そんな大都会の裏側で、“ヤツ”は急成長を続けていた。誰にも気付かれぬまま、より狡猾になって。カナル・ストリート駅で降りた一人の男の背後に黒い影があった。男は付きまとうその影を振りきろうと走り続ける…数分後、男は顔を剥ぎ取られ、
内臓も抜かれた無惨な死体となっていた。捜査を担当するのは、クラスキー刑事（ブルーノ・カンポス）。被害者はトランという名前だった。彼の持っていたカバンの中には何故か大量の土が入っていた。一方、“ユダの血統”事件の時、事件を解決した博士のアシスタントを務めていた昆虫学者レミ・パノス（アリックス・コロムゼイ）は今、教師として生活していた。彼女はしばしば悪夢にうなされている。彼女には黒い影がまとわりついていた。そんなレミのもとをクラスキー刑事が訪ねてきた。
この部分はiframe対応のブラウザで見てください。
DVD比較はベストプライス
近未来のニューヨーク。子供の命ばかりを奪った伝染病＝ストリクラー病、そしてそれに続いた世にも恐ろしい事件の記憶もいつしか過去のものとなっていた。人々は、再び平和に暮らしている。だが、そんな大都会の裏側で、“ヤツ”は急成長を続けていた。誰にも気付かれぬまま、より狡猾になって。カナル・ストリート駅で降りた一人の男の背後に黒い影があった。男は付きまとうその影を振りきろうと走り続ける…数分後、男は顔を剥ぎ取られ、
内臓も抜かれた無惨な死体となっていた。捜査を担当するのは、クラスキー刑事（ブルーノ・カンポス）。被害者はトランという名前だった。彼の持っていたカバンの中には何故か大量の土が入っていた。一方、“ユダの血統”事件の時、事件を解決した博士のアシスタントを務めていた昆虫学者レミ・パノス（アリックス・コロムゼイ）は今、教師として生活していた。彼女はしばしば悪夢にうなされている。彼女には黒い影がまとわりついていた。そんなレミのもとをクラスキー刑事が訪ねてきた。 
