ダニエル・コーマック
カール・アーバン
ウィラ・オニール
マイケル・ローレンス
そして、117頭の牛とひきこもり犬一匹。 |
監督・脚本：ハーリー・シンクレア
製作総指揮：ティム・サンダー
製作：フィオナ・コップランド
撮影：レオン・ナービー
編集：クラシュア・ディオン
美術・衣装：カーティス・ｷｬメロン
音響デザイン：クリス・バート
演奏：モスクワ・シンフォニー・オーケストラ
指揮：ヴァレリー・ポリャンスキー
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2000年／ニュージーランド／87分／カラー／35mm／シネマスコープ／ドルビーデジタル
※プチョン国際ファンタスティック映画祭2001グランプリ受賞
※東京国際ファンタスティック映画祭2001グランプリ受賞
※ニュージーランド・フィルム・アワード2000 ベスト・シネマトグラフ賞受賞
※オークランド映画祭2000招待作品
※エジンバラ映画祭2000 招待作品
※トロント映画祭2000招待作品 |
そんな牧歌的な美しい牧場を舞台に、結婚を控えた一組のカップルが遭遇する愛と試練の大人のファンタジー。結婚を前に、幸せの絶頂にいる主人公ルシンダに囁く親友の罠。愛を試そうとすることで、自分を見失い、恋人も奪われてしまう主人公がピュアな自分をとりもどす姿が、美しい自然を背景にファンタジックにつづられて行く。監督はこの作品が長編２作目となるハリー・シンクレア。役者出身の彼は、親友であるピーター・ジャクソン監督最新作「ロード・オブ・ザ・リング」にも出演している異色の才人。日本でも公開された初の長編「TOPLESS」でNZフィルム・アワードを総なめし、世界的な注目を集める。この「ミルクのお値段」は2000年カンヌ映画祭でプレミア上映され、アメリカではNY名門シアター、アンジェリカで公開され多くのメディアに取り上げられた。s
ルシンダとロブは結婚を目前に控えた愛し合うカップル。117頭の牛たちとひきこもり犬一匹と共に、美しい緑の谷間にある牧場で暮らしていた。二人の暮らしは、まるで魔法にかけられたように幸せに満ちていた。ロブは生き生きとミルクをつくり、ルシンダは愛らしく美しく。幸せ一杯の日々だったが、ルシンダはこの幸せが永遠に続くのかどうか気になり始める。
親友のドラソファラにそそのかされたルシンダは愛の『値段』を知ろうとロブを試そうとする。ふたりの仲を台無しにしてしまうほどの悪戯を仕掛けるルシンダに困惑するロブ。しかしこれこそが、ルシンダに仕掛けられた罠だった。恋人ロブが親友ドロソファラにロブに奪われてしまう。そして、ルシンダはロブを本当に失ってしまう前に、愛の魔法について学ばなければならないことを知るのだが・・・・。
