ガイ・ピアース
キャリー＝アン・モス
ジョー・パントリアーノ
マーク・ブーン・ジュニア
ラス・フェガ
ジョージャ・フォックス
スティーブン・トボロウスキー
ハリエット・サンソム・ハリス
トーマス・レノン
カルム・キース・レニー |
監督：クリストファー・ノーラン
製作：
スザンヌ・トッド
ジェニファー・トッド
撮影：ウォリー・フィスター
音楽：ディヴィッド・ジュルヤン
原案：ジョナサン・ノーラン
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2000年/アメリカ/カラー・モノクロ/113分/シネスコ/SDR
※2001年サンダンス映画祭最優秀脚本賞受賞
※2001年ロンドン批評家賞ALFS最優秀脚本賞受賞
※2000年カタロニア国際映画祭批評家賞受賞
※2000年ドーヴィル映画祭批評家賞・審査員特別賞受賞 |
「二度見ても、きちんと辻つまが合っている映画をつくりたい。レナード(記憶を失う主人公)が自分を再構築し、過去の記憶から未来の方向性を作り出すことは、たぶん私達がやっていることを誇張しているだけだ。」
― 記憶を失いながらも、妻殺しの犯人を探しまわる主人公レナード。1枚のポラロイド写真がそのミステリアスな旅の始まりだった…。―
10分という短時間の記憶しか保てないため、犯人を追いながら何度も新しい選択の場面に立たされる主人公。映画の時制をいったんバラバラにしモノクロとカラー映像を使い分けながら、見事に物語を再構築していく斬新なスタイルは、ニューメディアで育った世代らしいゲーム感覚を持つ革新的映画の誕生となった。
主人公ノーランを演じるのは、「L.A.コンフィデンシャル」で注目されたガイ・ピアース。彼を助ける謎の女ナタリーには、｢マトリックス｣で一躍スターダムにのし上がったキャリー＝アン・モスが好演。
ロサンゼルス。保険の調査員として暮らしていたレナード(ガイ・ピアー)の家に、ある日、何者かが押し入る。そして、彼の妻はレイプされた後に殺害された。
その光景を目撃したショックで、レナードは前向性健忘という珍しい記憶障害になってしまう。彼は10分しか記憶を保てないのだ。ハンディを背負いながらも、レナードは犯人探しを始める。
ポラロイド写真にメモを書き込み、事件に関するキーワードを全身にタトゥーとして彫り込むことで、手がかりを得ようとする。
犯人のイニシャルは、ジョン・G。だが、謎を追えば追うほどに、更に謎は広がっていった。 ジョン・Gとは一体誰なのか? 誰の言うことが真実なのか？ ― はたして、レナードは犯人を探し出すことができるのだろうか・・・。 
