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『マルタ・・・、マルタ』
MARTHA...MARTHA
配給:オンリー・ハーツ 


キャスト スタッフ データ
ヴァレリー・ドンゼッリ
ヤン・ゴヴァン
リュシー・レニエ
リディア・アンドレイ
セヴリーヌ・ヴァンサン
ジャヴィエ・クルス
ピエール・ペゾン
カトリーヌ・フェラン
ロベール・ベアル
監督・脚本:
サンドリーヌ・ヴェッセ
製作:アンベール・バルザン
脚本:セバスチャン・レニエ
撮影:エレーヌ・ルヴァール
美術:トマ・ペクル
衣装:ナタリー・ラウル
2001年/フランス/97分/カラー/1:1.66/ドルビーSR

イントロダクション
 『クリスマスに雪はふるの?』のサンドリーヌ・ヴェッセ監督の新作。
  貧しさに崩れそうになりながらも寄り添って暮らす家族を豊かな映像で描く。彼女は言う。「この作品は、子供時代とその思い出が、我々ひとりひとりの心に残しうる痕跡について描いてきた3部作の締めくくりとなります。再度、家族を題材に取り上げているのは、そこが、人としての感情的な関係を織り上げていく場であると思うからです。たとえそれが良い関係であれ、不幸なものであったとしても。そこ(家族)は、個人の人間形成が始まる場所なのです。私の作品はメッセージ映画ではありませんので、何も教訓を引き出す必要はありません。『マルタ…、マルタ』の中で私が描こうとしたのは、自分のことを少しは愛していないと、他人を愛することは難しくて、そしてもしかすると、自分を愛するためには子供の頃に少しは愛情を受けていなければならないということです。これは“愛”と“癒しの必要”と“愛することの難しさ”と、そして“生きることの難しさ”についての映画です。」前2作同様、映像はもちろん音にもこだわった映画作りを目指したヴェッセ監督。特に食器やテレビなどの生活音は意識的に入れるようにしたと言う。「日常の音は、映画の中のシーンと観客の距離を縮めてくれます。」

ストーリー
 マルタ(ヴァレリー・ドンゼッリ)は両親の愛を知らずに育った。幼い弟の死をめぐって、一家は暗い影に覆われていた。優しく献身的な夫レイモン(ヤン・ゴヴァン)と結婚し、娘リーズ(リュシー・レニエ)と3人で暮らす今も、マルタは過去のトラウマから逃れられないまま毎日を過ごしている。数年ぶりに両親のもとを訪ねても、母親はマルタを姉マリーの名で呼び、父親もマルタの名前を口にしようとしない。夫のレイモンは古着を売って生計を立てている。家事やリーズの世話もほとんどレイモンに任せっきりで、マルタは昼間から酒を飲み、時には一人で夜の街へ遊びに行ってしまう。だが、幼い頃からマルタを知っているレイモンは、辛抱強く彼女を愛し、リーズと3人の生活をなんとか保とうと努めていた。ある日、3人は結婚してスペインで暮らしているマルタの姉マリー(リディア・アンドレイ)を訪ねた。夫にさえマルタの存在を隠していたマリーは、突然の妹の訪問を快く思わない。数日の滞在の後、マルタたちはマリーの家族と最後の食事をした。その席で死んだ弟の話を始めるマルタ。弟はマルタと一緒に水遊びをしている時に、誤って溺死してしまったのだ。姉ばかりを可愛がり自分のことは全く相手にしない両親や、彼らに愛されていることを鼻にかけている姉へのやりきれない思いがこみ上げ、マルタは感情を爆発させる。スペインから戻った後、マルタはますます精神のバランスを失っていった。
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