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『 マンホール』
MANHOLE
配給:アースライズ

キャスト スタッフ データ
安田顕
三輪明日美
大泉洋
北村一輝
中本賢
本田博太郎
金久美子
きたろう
風祭ゆき
田口トモロヲ
監督・企画・原案:鈴井貴之
脚本:伊藤康隆
音楽:直枝政広(CARNATION)
撮影:佐野哲郎
照明:渡部嘉
美術:中原芳雄
   七尾出
製作:マンホール・フィルムLTD
※ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2001 公式招待作品
※第10回あきた十文字映画祭 北の十文字賞(新人監督賞)受賞
※第15回福岡アジア国際映画祭2001 審査員特別賞受賞
※さっぽろ映画祭2001 招待作品
※2001年ベルリン国際映画祭 正式出品作品

2001年/日本/109分/35ミリ/カラー/ヨーロピアンビスタ/DTSステレオ

イントロダクション
 「映画を作りたい」鈴井貴之はきっぱりとそう言った。
  テレビで見るひょうきんなキャラクターと違い、この日はいつにも増して真剣な表情だった。絶対に引かない。そんな頑固な視線だった。それはまだ雪深い一昨年3月始めのことだった。聞かされた北海道テレビのプロデューサー達もたまったものではなかったろう。だって、映画を作ったことなど誰もなかったのだから。この映画の原案は鈴井がかつて主宰していた劇団「オーパーツ」のために、彼自身が書き下ろしたものだ。東京の第一線で活躍するスタッフ、そして個性的なキャストがこの映画のために結集した。「オーパーツ」から活動を共にしている安田顕。『ラブ&ポップ』などの三輪明日美。その他、集まった演技陣は多士済済となった。「映画を作るのに決まりはないよ」「こんなに熱のある現場はもう東京にはない」「役者になった頃の情熱を思い出した。ありがとう」その一言、一言が鈴井の支えになった。様々な産みの苦しみを経て、クランクインを迎えた彼は、監督という名前で現場という全世界の苦悩を再び背負った。しかし、毎日ロケバスに乗り込むその顔は、遠足に行くのを楽しみにしている少年のそれだった。

ストーリー
 札幌郊外の新興住宅地。鈴木一家の一人娘、希(三輪明日美)は17歳の高校生。彼女は塾に通っていると両親に嘘をついて、ススキノにある女子高生専門のコンパニオンクラブでアルバイトをしている。いわゆる援助交際ではなく、一緒にご飯を食べ、カラオケに付き合って話を一緒にするだけ。そんなある日、希はひったくりに会う。巡回の途中、現場に出くわしたのは勤勉実直を絵に描いたような交番巡査の小林(安田顕)だった。身を挺して犯人を逮捕する小林に希は感謝するどころかその場を立ち去ってしまう。小林は正義感が人一倍強く、“新世紀正義派宣言”というホームページまで作りこれを日課としている。でもなぜか人とかかわるのがずれてしまうらしい。希がアルバイトをするコンパニオンクラブにも、出口がない毎日を送っている女子高生たちがいた。みんな見た目は普通なのに自分のやりたいことや居場所が見つけられない。そんな時、女子高生達の間で“夢のマンホール”の噂が広まっていた。札幌の地下に今は使用されなくなった地下道があり、その中を流れている川に紙の船を流せば願い事が叶うと…。希はその噂に強いデジャヴを感じていた。それは幼い日、家族が家族であった頃の記憶に似ていたことにまだ希は気づくはずもなかった。
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